事件ファイル

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2018年8月4日(土)放送

第910話 「燃えるテントの怪(後編)」

 コナン、歩美、元太、光彦、灰原はクラスの副担任、若狭留美に連れられ、東都の森キャンプ場にやってくるが、白網大学バスケットボール部の漆原史昭が寝ているテントが燃える事件が発生。中でお酒に酔って寝ていた漆原の遺体が発見される。隣りのテントにいたのは警視庁捜査一課の黒田管理官だった。コナンはテント内を見て、溶けたロウソクの中に竹ヒゴが1本混ざっている事に注目。コナンは何かの仕掛けと推理し、事故ではなく、バスケ部の仲間の美鳥、芦沢、段野の中の誰かが殺害したと睨む。

 弓長警部は代わる代わる漆原のテントに行った段野、芦沢、美鳥から話を聞く。美鳥はテントに行き、ベロベロに酔った漆原から「あっちへ行け」と怒鳴られたと証言する。弓長は大量にロウソクを持っていた理由を訊ね、美鳥は漆原がロウソクを持ってくる担当だったと教える。コナンは漆原のテントにマンガがたくさんある理由を確認。マンガは美鳥のもので、漆原に読みたいと頼まれて持ってきたという。次にテントに行った芦沢は漆原に声をかけても返事がなかったと証言。芦沢はテントを離れた後に急に明かりが点き、漆原がスクワットを始めた事を教える。元太たちもスクワットするシルエットを見たと弓長に証言。弓長はこの時点では漆原がまだ起きていたと判断する。

 黒田と弓長は最後にテントに行った段野に疑いの眼差しを向ける。段野はテントに火をつけていないと慌てて犯行を否定。段野がテントに行って声をかけた時も漆原は無視して黙々とスクワットをしていたという。段野は早くあっちに行けと言わんばかりに漆原のスクワットの動きが激しくなっていったと証言。コナンはこの段野の発言が引っかかる。コナンは段野がバスケ部の元エースだったのは本当かを確認し、美鳥は段野がプロ大注目の選手だった事を教える。だが、練習中に漆原に肘を当てられ、片目を潰されてマネージャーになった段野。芦沢は皮肉にもそのケガのおかげで自分が控え選手からレギュラーに昇格し、今やエースと呼ばれる存在になったと明かす。マネージャーになった段野は美鳥と一緒にいる時間が長くなり、2人は付き合うようになったという。

 刑事の1人は写真を見せながら漆原の両手の指に巻かれたテーピングの事を弓長に報告。テーピングをほどいてみたが、特に仕掛けのようなものはなかったという。コナンは写真を見せてもらい、黒焦げの漆原の左手に目を留める。さらにコナンは歩美、元太、光彦が飽きて、どんぐりで遊んでいる姿を見て、犯人が仕掛けたトリックを見破る。犯人はコナンたちの目を欺き、自然に発火させて漆原を殺害したのだ。この後、コナンは寝ている漆原がスクワットしているように見せかけ、同時にテントに火をつける実験をやると言ってトリックを暴き、徐々に犯人を追い込んでいく…。