事件ファイル

事件ファイル
2018年7月28日(土)放送

第909話 「燃えるテントの怪(前編)」

 コナン、歩美、元太、光彦、灰原はクラスの副担任、若狭留美に連れられ、東都の森キャンプ場にやってくる。テント設営後、コナンたちはキャンプに来ていた白網大学バスケットボール部の部員の芦沢純人、漆原史昭、マネージャーの古岡美鳥、段野邦典と知り合う。芦沢は去年まで控えだったが、今はバスケ部のエースに成長。漆原はディフェンスの要の選手だった。段野は練習中、漆原に肘を当てられ、片目を潰されてマネージャーになった元エースだった。

 段野は漆原のちょっと肘が当たったという言い草に激怒し、失明寸前で義眼になる所だったと声を荒げる。漆原はマネージャーになって、美鳥と仲良くなれたから感謝してほしいくらいだと悪態をつき、段野はムッとした表情に。芦沢は言い過ぎだと漆原を注意するが、漆原はお前もいつだって潰せると言い返して険悪な雰囲気になる。不貞腐れた漆原は酒を飲んで寝ると言って自分のテントに入っていく。

 夕方、コナンたちは芦沢たちが作ったカレーをご馳走になる。芦沢はテントまで漆原を呼びに行くが、返事がないと戻ってくる。美鳥が少し前にテントまで声をかけに行った時は文句を言っていたという。段野は漆原のテントに明かりが点いている事に気付く。皆がテントの方を見ると、漆原がスクワットするシルエットが浮かんでいた。段野はカレーの皿を持って漆原のテントの前に行き、さっきは悪かったと声をかける。だが、漆原から返事はなく、段野はヘッドホンをしてスクワットしていると考える。

 段野が戻ってきた直後、灰原は焦げ臭いと言い出し、元太が漆原のテントが燃えている事に気付く。コナンたちはテントに水をかけて消火するが、すでに漆原はテントの中で絶命していた。漆原のテントが燃えた原因は不明で、光彦は何か見ていないか、隣りのテントの人に話を聞く事に。隣りのテントにいたのは警視庁捜査一課の黒田管理官だった。黒田は白鳥警部に勧められ、このキャンプ場にやってきたのだ。黒田は先日の事件をニュースで見て、若狭の事が気になっていた。

 この後、弓長警部が捜査を開始し、火元はランタンに使っていたロウソクと判明する。倒れたロウソクからマンガ本や衣類に火がついて一気に燃え広がったのだ。テントの出入り口のファスナーは閉められ、施錠までされていた。弓長は事件性はないと判断するが…。コナンは溶けたロウソクの中に竹ヒゴが1本混ざっている事に注目。弓長はこの竹ヒゴを酒のつまみに食べていた団子の竹串と考える。コナンは固まって溶けているロウソクの中に、先の方に穴が開いたロウソクがある事に気付く。コナンはノートパソコンのそばにある雑誌の表紙のVの字に焦げた跡も気になり、誰かが何かの仕掛けをしたと睨む。弓長は代わる代わる漆原のテントに行った段野、芦沢、美鳥の3人から話を聞く事にするが…。