事件ファイル

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2018年6月16日(土)放送

第904話 「相討ちの果て」

 コナンは光彦、歩美、元太、灰原、阿笠博士と公園でサッカーをする。この時、元太はボールを取りに行き、民家の窓際で胸にアイスピックを刺されて倒れている河合信蔵を発見。コナンたちは玄関のドアを激しくノック。妻の河合優子がドアを開けると、コナンは信蔵がいる書斎へと急ぐが…。窓からの死角には柴田健介も倒れていて、コナンは信蔵と柴田がすでに絶命している事を確認する。

 この後、目暮警部たちは捜査を開始する。大柄な信蔵は腹部に刺された傷があるが、死因は胸をアイスピックで刺された事による出血死。小柄な柴田は頭部への外傷が死亡の原因で、現場の状況からソファの肘掛部分の角に頭を強打した可能性が高かった。死亡推定時刻はコナンたちが発見した1時間前。2人の関係は不動産会社の社長と元従業員。数か月前に柴田は会社のお金を着服してクビになっていた。

 優子は1階で事件が起きた時、2階の寝室で仮眠中だったと証言する。この日は着服したお金の返済期日だったという。柴田は着服したお金を病気の家族の入院費に充てたらしく、信蔵はお金を返せばクビはなかった事にすると約束していた。コナンは柴田と信蔵の遺体を確認。柴田の右手袋の親指と人差し指の部分は血が付着し、信蔵に刺さったアイスピックの柄のニード付近は血で汚れていた。さらにコナンは柴田が着ている返り血を浴びたセーターをめくり、下のシャツを見て何かに気付く。

 母親の介護をしているという優子は自身も足を捻挫していた。優子は介護に疲れて寝てしまい、争う物音に気付かなかった自分を責める。灰原は柴田のセーターが有名ブランド品だったため、入院費のためにお金を着服したという話はウソだと疑う。この後、柴田のバッグから現金が入った封筒が見つかる。柴田はお金を返す意思があったのだ。高木刑事は河合不動産の従業員から話を聞き、信蔵が柴田を再び雇うつもりはなかった事が判明。信蔵はお金を返してもらうためにそんなウソをついたのだ。目暮は柴田が再び雇うという約束がウソだとわかり、信蔵と言い争いになって犯行に及んだと考える。

 灰原は事件の事をコナンに訊ねる。灰原は信蔵が刺された直後に柴田を突き飛ばし、2人とも致命傷を負って絶命したと推理。目暮たちも2人の相討ちと判断するが、コナンは何かが引っかかっていた。阿笠はコナンの右手の小指の外側が擦りむいている事に気付き、コナンは玄関のドアを激しくノックした時にできた擦り傷だと説明する。その時、コナンはドアを叩いた時の事も思い出して何かに気付く。この後、高木は書斎の棚の上に置かれた鉢植えの中から柴田のシャツのボタンを発見する。目暮は2人が揉み合った時にボタンが飛び、鉢植えに入り込んだと推理する。コナンは2人の会話を聞いて何かを閃く。コナンは鉢植えの場所を確認した後、自分の手の傷を見て、事件の真相を見破る…。