事件ファイル

事件ファイル
2018年5月5日(土)放送

第900話 「密室の謎解きショウ」

 廃研究所に小五郎、コナン、不動産屋社長の東東一郎、秘書の河西治彦、事務員の末松末子が集まる。東は殺害予告をされ、犯人を見つけて欲しいと小五郎に依頼。廃研究所には犯人と疑われている会社員の山南弁吉、自動車修理工の北尾充、ウエイトレスの弔加奈も呼び出されていた。小五郎は3人を調査した内容を東に報告。自宅の土地を売れと東から迫られていた山南。先日、反対していた妻が事故で亡くなり、山南は土地を手放す事にしたが、東に妻を殺害された可能性もあると気付いたという。北尾は父親が遺してくれたはずの土地を東に奪われ、加奈の父親は先祖代々の土地を東に騙し取られて自ら命を絶ったという。3人はそれぞれ東に恨みを持っていた。

 そして、実際に東は目出し帽を被り、包丁を持った何者かに襲われて片腕を切られたのだ。小五郎は近くの防犯カメラを調べ、犯人が映っていた事を明かす。小五郎は末子から話を聞き、犯行の背景もわかったという。東の右腕として違法行為を重ねてきた河西。だが、事情が変わり、河西の最愛の妹が一流銀行への就職が内定したという。今までの悪事が露見すれば妹の内定も取り消しになるため、河西は裏の顔を知る東を葬ろうとしたのだ。防犯カメラには目出し帽を被り、包丁を持った河西が映っていた。

 小五郎は河西が犯人と考えていたが、コナンは推理に間違いがあるため、小五郎に向けて麻酔銃を発射。コナンは眠りの小五郎として事件の真相に迫る。コナンは東を襲ったのは河西に間違いないが、妹を守りたかったら東を殺害しろと河西を脅迫した黒幕がいると皆に教える。そして、コナンはその黒幕は山南だと断言。山南が持っているボールペンは河西のもの。昨晩、山南は河西を脅した時、河西が落としたボールペンを拾ったのだ。

 追い込まれた河西は観念するが、山南は腹に巻いていたダイナマイトの束にライターで火をつけようとする。コナンが思わず狼狽えた声を出すと、皆は一斉に笑い出す。コナンは意味がわからずに茫然となる。すると、東は何もかもウソだと告白。末子は「ビックリカメラ大成功! 日売テレビ」というプラカードを持ってくる。デタラメな探偵依頼で犯人に辿り着かせ、その犯人が自爆しようとしたら名探偵の小五郎はどんな顔をするかを撮影するためのドッキリだったのだ。東たちは全員が仕掛け人だった。

 ドッキリは終わり、皆は撤収作業に取り掛かるが、末子は建物の扉が開かない事に気付き、山南はダイナマイトが外れないと困惑する。状況がわからずに皆が動揺していると、加奈は「ここからが本当の本番の始まりなのよ」と拳銃を小五郎に向ける。加奈はドッキリカメラの収録自体がウソだと言い放ち、小五郎を処刑するために全て仕組んだと明かす。状況を飲み込んだコナンは加奈の動機を探るが…。