事件ファイル

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2018年4月14日(土)放送

第R73話 「容疑者毛利小五郎(前編)(デジタルリマスター)」

 小五郎、コナン、蘭は軽井沢のホテルに行き、別居中の妻、妃英理と偶然会う。英理はホテル内の店で佐久法史とネクタイを選んでいた。英理は弁護士仲間の佐久や碓井律子、塩沢憲造、三笠祐司と旅行に来ていたのだ。塩沢たちは言い争う小五郎と英理をなだめて一緒に飲もうと誘う。皆はバーに移動して飲み始めるが、小五郎は酔って律子にちょっかいを出し、怒った英理は店を出て行く。蘭がなだめると、英理は小五郎のためにネクタイを買った事を蘭に明かす。明日は2人の結婚記念日だった。

 英理は蘭と一緒に小五郎にネクタイを渡しに行くが、飲み会はお開きになっていた。小五郎は部屋に戻っておらず、英理たちは皆の部屋を聞いて回る事に。英理たちは皆の部屋を回った後、律子の部屋をもう一度訪ねる。英理は部屋の前で小五郎の携帯に連絡。中から小五郎の携帯の着信音が聞こえる。英理はボーイに部屋の鍵を開けてもらうが、ドアは内側からチェーンロックがかかっていた。佐久はすき間から中を覗き、倒れた律子を発見。佐久はドアに体当たりして部屋に入るが律子は絶命していた。

 律子の首には絞められた跡があり、コナンは落ちている電話コードを凶器と考える。目を覚ました小五郎は律子が殺害されたと知って動揺。塩沢たちは密室という状況から小五郎を犯人と疑う。この後、群馬県警の山村刑事が捜査を開始。英理は腑に落ちない点が3つあると山村に伝える。1つ目は凶器の電話コード。衝動的に殺害したなら引きちぎって使うはずだが、無理矢理抜いた跡はなかった。2つ目は小五郎の携帯。音が外に漏れるように作為的にドア口に置かれていた。3つ目は小五郎の両手。コードで殺害したのなら小五郎の両手にコードの跡があるはずだった。英理は小五郎が犯人ではないと信じていた。

 この後、コナンはゴミ箱からクシャクシャのメモ用紙を発見する。紙には「ハヤシ 2」と書かれていた。英理は工場の汚水問題の裁判で律子と組む事になっていた林弁護士の事だと考える。律子と三笠が担当したが一審は敗訴。二審は盛り返したが、律子は確実に勝つため、三笠の代わりの弁護士が必要と主張し、英理が林を律子に紹介したのだ。ボーイは林から2度電話があったと証言。1度目はちゃんと律子の部屋に繋がったが、2度目は繋がらずに部屋まで様子を見に来たという。

 ボーイが律子の部屋の呼び鈴を鳴らしても返事はなし。ボーイはもう一度見に来た時、ドアに「起こさないで下さい」という札と「すみません、お金はちゃんと払いますとお伝え下さい」といびつな文字で書かれた紙が貼ってあったと証言する。ボーイがその事を林に伝えると、林は明日の待ち合わせを2時から4時に変更したいと伝えたかっただけだと困惑していたという。コナンはドアの工作は真犯人の仕業だと推理するが、小五郎が犯人じゃないと言わんばかりの工作を犯人がした理由がわからなかった。