事件ファイル

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2018年3月24日(土)放送

第897話 「白い手の女(後編)」

 若狭先生の隣りに住むプロゴルファーの伴野の部屋で事件が発生。伴野の恋人の来美が殺害されたのだ。来美は別れ話を切り出した伴野に慰謝料1億円を要求していた。来美の横で気絶していた伴野の右頬には「愛してる」という赤い文字。伴野は右頬の文字は気絶した後に書かれたと証言し、ツバの広い帽子にサングラスをかけた化粧の濃い妙な女に襲われたと訴える。床に置かれたインスタント写真2枚も妙な女が存在した事を証明していた。だが、コナンは来美を殺害した犯人は伴野だと確信する。

 コナンは伴野が犯人と元太たちに伝えるが、光彦は妙な女が書いた「愛してる」の文字の謎がわからないと訴える。自分で自分の顔にキレイな文字を書く事は不可能に近いのだ。この後、コナンは若狭の部屋で今朝買い物したコンビニのレシートを発見。コナンが今朝遅刻した理由を訊ねると、若狭は冷蔵庫が空っぽと気付いて慌ててコンビニに買いに行ったために遅刻した事を明かす。

 聞き込みをしていた高木刑事は数人のマンション住人が妙な女を目撃した事を目暮警部に報告する。エレベーターの防犯カメラにも妙な女が昇り降りを何度も繰り返す姿が映っていた。来美を殺害した凶器は伴野のゴルフバックに入っていた5番アイアンと判明。来美のバッグからはインスタント写真を写したカメラ、伴野の頬に文字を書いた水性ペンも発見される。どれにも犯人らしき指紋は残っていなかった。目暮と高木は伴野の熱狂的ファンの犯行として捜査を進め、伴野の事務所に届いたファンレターの中から頬に書いた文字と同じ筆跡のファンがいないか確かめる事に。

 コナンは熱狂的ファンではなく、伴野が犯人で間違いない事を改めて光彦たちに伝える。コナンは伴野と会って異様な点2つに気付いていた。だが、コナンは伴野が自分の顔に文字を書いたトリックはまだ解けずにいた。哀はスマホ画面を鏡のように使い、自分の顔に文字が書けるか検証するが失敗。哀は誤って油性マジックを使い、文字が消せなくなる。元太は疲れて虎の絵の上で寝てしまう。この時、寝汗で虎の絵の絵具が溶けて元太の頬に付着。コナンは哀と元太の言動から事件の真相に近づく。

 高木は伴野に届いた今月分のファンレター50通に目を通すが、該当する筆跡の人物は見当たらない。この後、伴野は次のゴルフツアーの事を話し合いたいと言って事務所に行こうとする。目暮は恋人が殺害されたのにツアーの相談に行こうとする伴野に呆れる。伴野は女を見つけてくれと目暮に言って部屋を後にしようとするが、コナンは見つかるわけがないと声をかける。続けて、コナンはあの女の人は伴野だと目暮たちに教え、頬に字を書いたトリックや事件の真相を解き明かしていく。