事件ファイル

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2018年3月17日(土)放送

第896話 「白い手の女(前編)」

 早朝、プロゴルファーの伴野貞悟は海外ツアー挑戦のため、彼女の飯山来美に別れ話を切り出す。来美は慰謝料1億円を要求し、伴野は夜に食事しながら改めて話そうと頼む。約束は午後6時30分で、伴野は料理を仕度しておくと伝える。隣に住む帝丹小1年B組の副担任、若狭先生は登校時に2人の会話を偶然聞く。コナンたちは学校で一休さんの劇の練習をする。若狭は屏風にバケツの水をかけてしまい、帰宅して屏風に絵を描き直す事に。コナン、元太、光彦、歩美、哀も手伝うために若狭についていく。

 若狭の部屋に入る時、コナンたちは伴野の部屋のチャイムを鳴らす帽子にサングラスの厚化粧の女性を見かける。絵を描き終えた後、伴野の部屋から大音量の音楽が聞こえてきて、元太たちは文句を言いに行く。返事がないため、元太はドアを開けて部屋に入り、リビングにあるステレオのコンセントを抜く。この時、元太は部屋の異変に気付く。コナンたちも部屋に入ると、そこでは来美と伴野が倒れていた。歩美が悲鳴を上げると、伴野は目を覚ます。伴野は頭部を殴打されて絶命した横の来美に驚く。

 伴野の右頬には赤い文字で「愛してる」と書かれていて、床には2枚のインスタント写真。1枚は気を失った伴野と来美の写真で、もう1枚には文字が書かれた伴野の頬と女性の白い手が写っていた。この後、駆け付けた目暮警部たちは伴野から事情聴取する。伴野は夕方、妙な女が訪ねてきて、ドアを開けた途端にスタンガンをやられて気絶したと証言。気が付くと子供たちがいて、横に絶命した来美がいたという。伴野は来美が何も知らずに部屋に入ってきて、妙な女に殺害されたと考える。

 伴野は右頬の文字は気絶後に書かれたと証言。哀は自分の手にファンデーションを塗り、彼女と見せかけて自撮りするトリック写真と同じ要領で撮ったと勘繰るが、伴野は右手が頭の後ろに写っていると訴える。光彦は来美に書かせたと疑うが、伴野は来美の字じゃないと反論し、もう1枚の写真には文字が書かれる前の気絶した2人が写っていると訴える。伴野は襲ってきた女性の特徴はツバの広い帽子にサングラスをかけた化粧の濃い女だと証言。それはコナンたちが先ほど見かけた女性だった。

 伴野はその女性をファンと推理。初優勝し、写真集を出した後、妙なファンが増えたという。この後、元太がクリアファイルを入れた棚を触ると伴野は触るなと激怒する。目暮は来美が家に来た理由を確認。伴野は遊びに来ただけと答えるが、若狭は別れ話だと訴える。若狭は今朝、2人が別れ話をしていた事、伴野がご飯を作ると話していた事などを目暮に教える。コナンが料理を作る準備をしていないと指摘すると、伴野は食材を買い出しに行く前に襲われたと言い訳する。この後、哀は元太の右手から化粧品の匂いがする事に気付く。コナンはすでに来美を殺害した犯人は伴野だと確信していて…。