事件ファイル

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2018年1月6日(土)放送

第887話 「怪盗キッドの絡繰箱(前編)」

 鈴木次郎吉は幕末の絡繰師、三水吉右衛門が作った絡繰箱を開けてほしいと友寄公華から頼まれる。先日他界した夫は開ける方法が書かれた紙を何かの本に挟んでいたらしく、公華は寄贈する本の中からその紙を見つけてほしいと次郎吉に頼む。絡繰箱には遺品の世界最大の月長石、月の記憶(ルナ・メモリア)が入っているという。次郎吉は鈴木大図書館に月の記憶を展示するという怪盗キッドに向けたメッセージをマスコミに発表。月の記憶を拝むためには絡繰箱を開ける必要がある事も公表する。

 コナン、阿笠博士、小五郎、蘭、園子、灰原は鈴木大図書館にやってくる。中森警部たちは外を警備し、キッドはすでに変装して機動隊員に混じっていた。阿笠、小五郎は闇雲に絡繰箱を開けようとして失敗。箱は下手にいじると針が出る仕掛けで、阿笠の手は絆創膏だらけになる。この後、皆の前に沖矢昴がやってくる。沖矢は阿笠から話を聞いた時は興味を示さなかったが気になって来てしまったという。

 次郎吉は一般客にも絡繰箱を公開する。テーブルに展示した箱は自由に触る事ができるが、次郎吉がスイッチを入れるとテーブルの下の重量センサーが作動。誰かが入った時の増えた重さと出た時の重さが1グラムでも違ったら、円形の檻が落ちてくる仕組みになっていた。公華は箱を開けるとオルゴールが鳴ると皆に教える。コナンはどんな曲かを訊ね、公華は童謡だったと思うと答える。愛をもたらすと言われる月長石。小五郎は宝石を箱に隠した理由を訊ね、公華は夫がシャイだった事を明かす。

 次郎吉はすでにキッドから予告メールが届いている事を皆に報告。沖矢はむやみに箱をいじるより、箱の開け方が書かれた紙が挟まっている本を見つける方が早いと判断するが、寄贈された本は1万冊もあった。次郎吉はすでにスタッフ総出で紙を探したが見つける事ができなかったという。生前、夫の外出時にこの紙を探したが見つける事はできなかった公華。小五郎は公華が普段読まない本に挟んであると睨む。皆は公華が読まないミステリーや怪奇小説を重点的に探す事に。その前に風邪の小五郎は咳止めの薬を飲むためにトイレに行き、阿笠も一緒に行く。コナンはキッドを警戒して2人についていく。次郎吉は5分以内に絡繰箱を開けたら100万円を進呈すると一般客にも協力を求める。

 トイレから戻った小五郎は絡繰箱に挑戦。小五郎は重量センサーが作動するかを確認し、その時に絡繰箱が水に濡れてしまう。公華は箱の中に水が入る事を心配し、コナンは公華の反応を見て何かが引っかかる。この後、公華は沖矢の服から肉ジャガの匂いがする事に気付く。沖矢は来る前に肉ジャガを作っていたのだ。公華は肉ジャガが夫の大好物だった事を明かす。夫の母親から直々に教わったという。皆と話している時、コナンはキッドが傍にいる気配を感じる。キッドは誰かに変装して近くにいた…。