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#07のあらすじ

次回の事件関係者

第7話 8月18日(木) よる11:58~
 巨万の富を築いたラーメン王、野口兵五郎の告別式で遺産を巡って取っ組み合いのケンカをする娘で姉の野口由利(宮地真緒)と妹の野口美紀(林丹丹)。執事の鴨志田良介(斉木しげる)と告別式に偶然参列していた鈴木園子(秋元才加)は慌ててケンカを仲裁する。妹の美紀は愛人の娘だが、兵五郎に一番かわいがられていた。ワイドショーは遺産を巡る骨肉の争いと告別式の様子を報じ、工藤新一(溝端淳平)と毛利蘭(忽那汐里)は偶然その番組を目にする。その時、蘭の携帯に園子と由利が誘拐されたという連絡が入る。
新一は蘭、高木渉刑事(土屋裕一)、佐藤美和子刑事(上野なつひ)と本社ビルを訪ねる。誘拐犯は由利の身代金として10億円分のダイヤモンドを用意しろと要求。出棺後、由利と寺に残っていた園子も一緒に誘拐されてしまったという。
その頃、園子は椅子に縛られ、猿ぐつわをされて気を失っていた。園子が意識を取り戻すと、同じように捕らえられた由利もぼんやりと目を覚ます。その時、室内の明かりが消えて真っ暗になり、由利が縛られた椅子の倒れる音が室内に響く。そして部屋のドアが閉まると、再び室内に明かりが点く。園子は猿ぐつわの上から懸命に訴えかけるが、由利は意識を失っていた。
鴨志田が10億円分のダイヤを用意した直後、美紀の携帯に再び犯人から連絡が入る。犯人は3時に本社ビル屋上に浮かぶアドバルーンでダイヤを上空に上げろと指示。犯人は中身を確認したら2人の居場所を教えると約束する。
3時まで10分しかなく、美紀たちは急いで屋上へ向かう。途中、ダイヤを入れたアタッシュケースを持った美紀は転倒し、佐藤刑事が代わりにアタッシュケースを屋上へと運ぶ。鴨志田がアタッシュケースをアドバルーンの下に括り付け、上空に上げると時刻は約束の3時に。新一たちはしばらく上空の様子を見守るが、4時になっても犯人に動きはない。その時、美紀の携帯に犯人からダイヤを頂いたという連絡が入る。
美紀たちはアドバルーンを下ろしてアタッシュケースを確認。すると、ダイヤは全てなくなっていて、代わりに封筒が入っていた。中には「約束通り、人質は返してやろう。米花中央公園のベンチに行ってみろ」と書かれていた。新一たちは手分けして公園を調べ、ベンチの裏に貼られた封筒を発見。中には「地下倉庫へ行ってみろ」と書かれていた。新一たちはすぐに本社ビルの地下倉庫へ向かい、鴨志田がマスターキーでドアを開ける。中では園子と由利が捕らえられていた。
鴨志田は由利のもとに駆け付け、足元に落ちている何かに気付く。鴨志田はそれを拾ってポケットに入れる。そこに高木刑事が駆け込んでくる。高木刑事に連れられ、新一たちが屋上に行くと、そこでは美紀が絶命していた。美紀の首にはロープで絞められた痕が残り、辺りには引き千切られた美紀のネックレスの真珠が散乱。高木は犯人の仕業と推理するが、新一はダイヤを手に入れたにもかかわらず、犯人が美紀を絞殺した事を不審に思う。犯人は一体どうやってダイヤを奪い、なぜ美紀を殺害したのか?

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