STORY/ストーリー

バックナンバー

#02のあらすじ

次回の事件関係者

第2話 7月14日(木) よる11:58~
ホワイトルームに閉じ込められた高校生探偵、工藤新一(溝端淳平)は入力パネルに事件のキーワードを入力する。すると地鳴りと共にゆっくりとドアが開き、新一は毛利蘭(忽那汐里)、毛利小五郎(陣内孝則)と共に隣の部屋へ。そこは全く同じ白い部屋で、宙にはスプーンが浮いていた。状況がわからずに不安になる蘭。新一はファンと名乗る人物からの挑戦状と受け止め、入力パネルの画面に出現した2010年9月2日という文字を確認する。それはテレビの生放送中に殺人事件が起きた日の日付だった…。
超能力者の鷲見治郎と対決する生放送番組に出演した新一。それは抜群の推理力、観察眼を誇る新一が鷲見の超能力を見破る事ができるかという内容だった。司会の原田孝之、アシスタントの水谷麻子は番組を進行し、鷲見が念力によってスプーンを曲げる超能力を披露する。だが、新一も簡単にスプーン曲げをやってのける。すると、原田はインチキだと言って鷲見を侮辱し、超能力が本物だと証明しろと訴える。
原田は超能力を使って俺を殺害してみろと鷲見を挑発。怒った鷲見は望み通りに殺害してやると宣言し、原田に向かって念を送る。すると、原田の首に巻かれたスカーフの両端が誰かに引っ張られているかのように立ち上がり、原田はスカーフを巻いた首に手をやってもがき苦しむ。麻子、ADの太田と中村、付き人の林誓子は心配して原田のもとに駆け寄る。4人が原田の体を揺さぶっていると、原田は心臓を苦しそうに抑えて絶命してしまう。
鷲見は超能力を使って原田を殺害したと発言。皆は驚愕と恐れの表情で鷲見に注目する。だが、新一は原田が死んだのは超能力によってではなく、何者かによって仕組まれたトリックによるものであると言い放つ。新一が原田のスカーフを調べると、それはマジックテープで後ろを止めるタイプだった。新一はスカーフと遺体の締め跡を確認して何かに気付く。そして、新一はステージにいた鷲見、麻子、太田、中村、誓子の5人に容疑者を絞り込む。原田からインチキだと罵られた鷲見。太田と中村、誓子は原田から横暴に扱われ、麻子は原田のセクハラに困っていた。5人にはそれぞれ、原田を殺害する動機があった。
だが、新一は前言を撤回して鷲見を容疑者から除外。新一は超能力で人が死ぬ訳がないと断言し、犯人もトリックも見破ったと伝える。すると、鷲見は今の発言を撤回しろと要求。鷲見は新一の横にいる蘭に気付くと、撤回しなければ超能力で蘭を殺害すると脅す。それでも新一は発言を撤回せず、鷲見は超能力を駆使して蘭を殺害する事に。テレビ局の副調整室からスタジオの様子を見守っていた小五郞は激しく動揺する。
原田と同じようにスカーフを巻いて椅子に座る蘭。そして、鷲見が両手を掲げ、蘭に向かって念を送り始めると、スカーフの両端が立ち上がり、蘭はスカーフに引っ張られてもがき苦しむ。椅子から転げ落ちた蘭は息絶え、小五郞が大慌てでスタジオに入ってくる。だが、蘭は死んではいなかった。新一の指示で死んだふりをしていたのだ。この後、新一の解決劇が幕を開け、犯人が原田を殺害したトリックが暴かれる・・・。

PAGE TOP