10年8月30日(月)「#1156 救急車」

  前から気になっていたことがある。救急車がサイレンを鳴らしながら走ってきても、どうして道行く車は止まらないのだろうか。運転免許をとった時の講習では、たしかサイレンを鳴らした救急車、パトカー、消防車が走ってきた時には、車を路肩に寄せて止まり緊急車両を優先させると習ったような気がする。
  アメリカでは徹底している。同じ方向に走っている車はもちろん、対向車線を走っている車も、交差点でクロスする車も全てサイレンが聞こえてくれば速やかに減速して路肩に寄せて停車し緊急車両に道を譲る。
  ところが日本ではサイレンが近づいて来ても、すぐさま止まる車は少ない。パトカーや消防車がサイレンを鳴らして走ってくると多くの車が止まり道を譲るが、なぜか救急車の場合はすぐに止まらない車が多い。ピーポーピーポーという救急車のサイレンは、パトカーや消防車のそれと比べて緊迫度合いが低いと感じるからなのだろうか。
  急病人や怪我人を一刻も早く病院に運ばなければならない救急車も重要性では同じである。運転免許をとる際の講習や、免許の更新講習で、緊急車両がサイレンを鳴らして近づいて来た際には、全ての車は速やかに止まって道を譲るということを徹底させるべきではないだろうか。初めて救急車に乗ってみて、あらためて強くそう感じた。

コメント

教習所でしっかり習ってはいるものの、夏の暑い日に強めにエアコン付けて音楽聴いていると、緊急車両がすぐ近くに来るまでサイレンの音に意外と気が付かない時もありますよ。決して道を譲りたくないわけではないのですが。ドライバーのモラルの問題だけでなく、緊急車両の接近を知らせる方法や、進化しすぎた車両の遮音性や、車内のステレオの音量… いろいろと考え直す必要があるのかもしれませんね。

投稿者:ホリデー視聴者  2010年9月 1日 at 08:20
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春川正明

はるかわ まさあき
1961年5月5日生まれ
讀賣テレビ放送
報道局解説副委員長
ロサンゼルス特派員、
チーフプロデューサー、
報道部長を経て07年より現職。
関西学院大学非常勤講師
大阪市出身