いつまでも若いと思っているのは自分だけだと最近分かった。恥ずかしながら。先日、一緒に食事をした人が37歳と聞いて軽いショックを受けた。なんと一回りも下である。自分よりも年下だとは分かっていたが、なぜか同年代のような気がしていた。
そこで分かった。自分は今でも30代後半ぐらいの感覚で仕事をしているのだ。その証拠に、自分自身でベテランと思ったことは一度もない。さすがに若手とは言わないが、いつまでも中堅という意識が強いのだ。アホか、と言われそうだが本当にそうなのである。
来年で50歳になるなんて想像もできない。50代といえば、ベテラン中のベテランである。どうしよう。50歳になる気持ちの準備も、それに必要な教養も備わっていない。
最近、政治家や官僚、企業経営者といった方々と食事や会合、勉強会でご一緒させていただく機会が多いのだが、その会話の中に入って自分の教養のなさに気付かされることがなんと多いか。
子供たちに「勉強せえ」と言っているが、それは自分が勉強してこなかったことに対する後悔から来ているのだろうか。社会に出る前にもっとしっかり学べばよかった。若い頃にもっと本を読んでおけばよかった。
25年もこの仕事をやっているから、それなりの経験も知識もあるのは当たり前だ。しかし、年相応の教養があるかといえば残念ながら答えはノーだ。ご一緒する人たちとの教養レベルの違いに愕然としてなかなか会話に入って行けない。優秀な大学を卒業された方々は学校の勉強だけでなく、歴史や哲学、文学などにも詳しい。それだけ書物を読んできたということだろう。
こんなに教養のない人間が、テレビで偉そうにニュースの解説などをやっていていいのかと正直思ってしまう。来年50歳か。今さらどうしようもない。
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