そうか、やっぱりそうくるか。ヤンキースからエンゼルスに移籍して松井選手のグラブの色がチームカラーの赤に変わった。ヤンキースに在籍していた後半は膝の調子が悪く指名打者となりレフトを守る機会がほとんどなかったが、エンゼルスでは膝の具合をみながら守備につくことになりそうだ。
松井選手がジャイアンツからメジャーに挑戦しヤンキースに入団した時のグラブの色は黒だった。メジャー移籍に伴って新しく松井モデルのグラブが作られオリジナルのロゴも出来上がった。レフトの守備で左手首を骨折した時には確かコルク(薄茶色)のグラブだった。新チームに移ったということで気分一新でチームカラーに変えたのだろう。リストバンドも赤になるのだろうか。
一方、イチローのグラブの色も何度も変わっている。イチローのグラブをずっと作り続けている名人の方のコラムによれば、これまでオレンジ、コルク(薄茶色)、黄色っぽいナチュラル、マリナーズに移籍してからはダークブルー、藍(インディゴ)・ブラックと変わってきたということである。私の記憶によれば確かマリナーズでも一時期コルク(薄茶色)を使っていたと思う。メジャーも日本の球団もそうであるが、チームカラーに合わせた色のグラブを使用する選手が多い。メジャーではリストバンドなどについても、チームカラーでない色を使うことに制限があるという話を聞いたことがある。それだけチームのシンボルカラーを大事にしているのである。
因みに、読者の皆さんは全く興味がないかもしれないが、私の野球人生におけるグラブの色はほとんどが茶色(ナチュラル)だった。そもそも私が学生の頃はまだまだカラー・グラブが珍しかったこともある。大学に入ってから初めて自分の手のサイズに合わせて作ったサード用のオーダーのグラブは青。試合に出るようになってからは、先輩にいただいた茶色の外野手用グラブだった。現在、子供の少年野球のコーチに行くときに使っているグラブはアメリカで買った黒のケン・グリフィー・モデルである。
今シーズンはカリフォルニアの青い空の下で、赤いグラブが動き回るだろう。面白いものでヤンキースのピンストライプのジャージしか想像できなかった松井選手も赤いジャージが似合ってきた。松井選手が活躍すれば赤いグラブも少年ファンの心を掴むだろう。
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