10年2月17日(水)「#962 男子フィギュア」

  日課となっている二男との朝のティーバッティング。ヒットも打って自信もつけて調子が良い様なので、ちょっと意地悪して高目や低目にボールをちらしてみたが、しっかりとボールを捉えている。だいぶ力をつけてきたようだ。
朝の飛行機で東京。メディアの勉強会に出席している時に、部屋のテレビでは男子フィギュアのショートプログラムの中継が放送されていた。勉強会の話を聞きつつも目はどうしてもテレビの画面を見てしまう。
髙橋選手が出てきた。ジャンプする度にミスをしないかとドキドキする。ジャンプを全て成功させた時には声が出そうになった。続いて織田選手。こちらも大きなミスもなく演技を終えた。やったーと叫びたいぐらい嬉しかった。
実は髙橋選手も織田選手も大学の後輩なのだ。もちろんただ後輩というだけで顔見知りではないのだが、いま母校で非常勤講師として講義を担当しているので応援にもいっそう力が入ってしまう。母校からメダリストが出る可能性があると思うと、しかもうまく行けば2人ともメダルを獲るかと思うとワクワクする。
髙橋選手のスケーティングは自信に満ち溢れているように見えた。その目線や表情からは男の色気を感じる。華麗なステップは観る者を高橋ワールドに引き込んでいく。明後日のフリーでは4回転ジャンプを決めて表彰台の一番高い所に立って欲しい。
一方の織田選手も、初めてのオリンピックとは思えない落ち着いた滑りだった。表情が少し硬いかなとも感じたがジャンプは切れ味が鋭かった。こちらもフリーで攻めて髙橋選手と共にメダルを手にして欲しい。
ミヤネ屋の司会者も同じ大学の出身ということで、先日の番組では2人して髙橋、織田両選手への思い入れたっぷりのコメントをしてしまった。常にバランスをとることを心がけている解説委員としてはいかがなものかとも思うが、母校愛に火がついてしまったのだ。母校にメダリストが誕生したらどれだけ感激するのだろうか。
朝の勉強会に続いて午後からもメディアの勉強会。終わってすぐに国会へ。政権が交代してから初めての党首討論をどうしても見たかった。開始時間ギリギリに参議院第一委員会室に到着したのだが部屋の中は既に立ち見でいっぱいだった。
自民党の谷垣総裁は当然、鳩山首相と小沢幹事長の政治とカネの問題を攻めるだろうとは思っていたが、持ち時間のほとんどをこの問題に費やしたのには少々ガッカリした。こうなったのはそもそも鳩山、小沢の両氏に責任があるのだが、党首ががっぷり四つに組んだ政策論争を聞きたかった。それにしても現場で聞いた鳩山首相の声はか細く元気がなかった。国のリーダーなのだから堂々とした姿を見せて欲しい。

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春川正明

はるかわ まさあき
1961年5月5日生まれ
讀賣テレビ放送
報道局解説副委員長
ロサンゼルス特派員、
チーフプロデューサー、
報道部長を経て07年より現職。
関西学院大学非常勤講師
大阪市出身