09年10月30日(金)「#852 オープンスクール」

  今日から遅い夏休みをとることになった。今年は衆院選もあり、夏休みが11月にずれこんでしまった。ドジャースがワールドシリーズに進出しヤンキース対ドジャースの対戦になっていたらアメリカに行こうかとも思っていたが、ドジャースが負けてしまったためアメリカに行くことはやめることにした。
  アメリカから帰ってきて8年。ほとんど毎年のように夏休みにはアメリカに行っていたが、今年は日本にいることにした。後になって「行ったら良かった」と絶対後悔するからワールドシリーズに行った方が良いと妻は渡米を勧めてくれたが、今年はその気にならなかった。夏休みの間、何の予定もなく今年はゆっくりと過ごしたい。
  中学生の長男の学校でオープンスクールが行われていたので1人でふらりと見に行くことにした。オープンスクールというのは、早い話が全校の授業参観日である。保護者に学校を開放するということで、1日だけでなく今週毎日実施されていた。月曜日から金曜日まで毎日朝の1時間目から6時間目まで、1年生から3年生の全てのクラスが開放されていて、自分の子供のクラスだけでなくどこの教室にでもいつでも自由に出入りして授業の様子を見ることができるのだ。
  きのう長男に「明日オープンスクールに行くから」と告げると、予想どおり「止めてや」と嫌がった。そんなことに怯む私ではない。長男の教室に顔を出すと、長男は少し恥ずかしそうにしながら、「やっぱり来たんか」といった感じで苦笑いしていた。
  長男の席は窓側の一番前。教室の後ろに張ってある長男の自己紹介文や美術の授業で作ったと思われる置物、教科書やノートが押し込んである長男のロッカーなどを素早くチェックした。自宅では窺い知ることのできない長男の学校生活が見えて興味深い。
  見学したのは英語の授業だった。大学の時に教育実習で母校の高校の教壇に立ったことが懐かしい。最近は大学で教えることが多くなったが、中学生に教えるのも楽しそうだなと思った。せっかくの機会だったので、長男のクラスだけでなく、1年生から3年生まで全てのクラスを見て廻った。1年生のクラスにはまだ緊張感があって初々しかった。2年生になると少し慣れた感じでリラックスしている。3年生の教室は1,2年とはすっかり雰囲気が違っていて、体も大きくなり高校生のようだ。
  長男の担任の先生とも立ち話だがお話する機会があって、学校での息子の様子を聞くことができた。最近ではようやく落ち着いてきて、勉強に対しても前向きになってきたようだ。普通の教室だけでなく、音楽教室や給食室など構内をくまなく見学した。職員室の前を通りかかった時、先生方はどんな雰囲気かたいへん興味があったのだが、さすがに中に入るのは躊躇った。
  普通の授業参観よりも、校内をどこでも自由に見て廻れるオープンスクールは保護者にとってとても有意義だった。こんなことなら、朝から行ってもっと時間をかけてじっくりと色々な授業を見学すればよかった。
  所用があって授業後の担任の先生との懇談には出席できなかったが、次回は先生方とも色々なお話をしてみたい。生徒の保護者としての興味もさることながら、仕事柄いまの中学校の現状を知りたいというのも正直ある。今日オープンスクールに参加してみて、現場の先生方は本当に頑張っているんだなというのがよく分かった。何事も現場を見てみるというのが大事である。

コメント

うちの親父はわたしの参観に来て、違うクラスを見てて、「おらんかったぞ」と言っていたのを思い出しました。

投稿者:圭  2009年11月 3日 at 10:19
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春川正明

はるかわ まさあき
1961年5月5日生まれ
讀賣テレビ放送
報道局解説副委員長
ロサンゼルス特派員、
チーフプロデューサー、
報道部長を経て07年より現職。
関西学院大学非常勤講師
大阪市出身