今から20年以上前のこと。初めてのアメリカ旅行で訪ねたカリフォルニア州パロアルト。この街にあるスタンフォード大学のキャンパスはスペイン風の校舎と芝生が印象的だった。こんな大学で勉強できたらなと心から思った。鳩山首相が大学院を卒業した大学でもある。
それ以来、いつの日か大学院で勉強したいなと思っている。もちろん、できればアメリカの大学院で学びたいが、現在の仕事と私の英語力を考えればアメリカの大学院は残念ながら無理だろう。
では日本の大学院で学ぶか。何を勉強しようか。大学院で勉強したいという思いは強いが、これを是非勉強したいという分野はすぐには思い浮かばない。アメリカの大学院でならジャーナリズムについて学び直したいが、日本でジャーナリズムを学ぼうとはあまり思わない。自分が実際にこの分野で働いているからだろうか。
では日本で何を学ぶか。国際関係や政治について学んでみたいという思いはある。あるいは、自分自身があまり得意でない経済や経営、それとも最も遠いところにある哲学などについて勉学に励むのも面白いかも知れない。
いずれにしても、20代の学生たちと一緒に大学院で学ぶという生活に憧れる。今年も大学での非常勤講師の仕事が始まった。学生に教えるのも楽しいが、自ら学ぶという経験ももう一度してみたい。教室で猛勉強した後にクラスメイトと一緒に芝生の上でコーヒーでも飲みながら色々な話をしてみたいものだ。
アメリカでは大学を卒業して社会に出て何年か働いた後で、キャリアアップを目指してもう一度大学院に入って勉強し直して再び仕事に戻るということが特別なことではない。日本では大学院というと、就職せずに研究者や学者への道を目指す人が勉強するところというイメージがまだまだ強いが、大学院で学び直す社会人がもっともっと増えるようになればいいなと思う。
こんな風に50歳を前にしてもう一度勉強したいと思う理由は、若い頃にしっかりと勉強してこなかったからだろう。解説委員になって、いかに自分が世の中のことを知らなかったのかと思い知らされているからでもあるだろう。
ある日のこと、自分が勉強してみたいと思う大学院がないかなとネットで調べていたところ、妻が以前から興味を示していた分野の大学院を見つけた。「これ面白そうちゃう?」と勧めたところ、妻も興味を示したようだ。
そして今日、妻の受験番号が、張り出された合格者のリストの中にあった。妻と2人で合格発表を見に行ったのだ。志望動機を書いた小論文や、英語での面接の内容、妻のこれまでのキャリアを考えると合格間違いないと思っていたが、妻自身は合格出来るかどうか心配で仕方がなかったようだ。おめでとう、本当によかったね。先を越されてしまった。
奥さんの方がひょっとすると、キャリアがあったのでしょうか。
なにか別世界の人かと思いだして、非常に私が小さい小さい小さい人みたいに見えてきて…。
いかんいかん、僕みたいな馬鹿がいるから、頭の良い人が目立つんだと思えば何にもひがむ事は無いです。と、自分に言い聞かせて、こらからも頑張ろう。あっ頑張らない。自分の体と心のペースを守ろうと思う。
私の場合は 大学で燃え尽きてしまい 笑 これ以上の勉強は無理と 大学院には行きませんでしたが、社会に出てからの経験が財産になっています。
春川さんとおない歳ですが、老眼が最近急に進み 本を読むことも億劫になりましたね。
いつまでも学ぶことは大事ですね。
今のままいつまで走り続けれるかわからないけど、もういいやと思うまで働いた後のことを考えたら 不安だらけだけど、いつまでも「自分」であり続けたいていですね
奥様 おめでとうございいます。