過去の放送

#4174月9日(日)10:25~放送
アメリカ・コロラド州デンバー

 今回の配達先はアメリカ・コロラド州デンバー。この地で動物看護師として奮闘する谷亜希子さん(29)と、神戸市に住む父・隆さん(63)、母・千鶴子さん(63)をつなぐ。渡米して7年。動物病院で多忙な毎日を過ごす娘に、両親は「仕事がハードだと聞いている。身体は大丈夫なのだろうか」と心配している。
 亜希子さんが働く「アニマル・ヘルスケア・デンバー」は、4人の獣医師と15人の動物看護師によって運営。彼女はリーダーとして看護師たちを取りまとめ、獣医師たちを縁の下で支えている。
 病院では去勢や皮膚の下にできた腫瘍の除去、歯の治療など、常に手術の予約がいっぱい。手術中の亜希子さんの主な仕事は麻酔の管理だが、手術の準備から歯石の除去まで仕事は山積みだ。その上、急患が運び込まれて緊急手術になることもしょっちゅうで、同時にいくつもの作業をこなしながら過密スケジュールを消化しなければならず、食事の時間も取れないほど。そんな合間にも、入院している犬が心細くならないよう寄り添ったり、声をかけたりと、彼女の動物へ向けるまなざしは愛情にあふれている。
 朝7時半に誰よりも早く出勤してその日の手術の準備をし、仕事が終わるのは午後7時半。毎日激務が続くが、命の危険にさらされていた動物たちが元気になって退院していく姿を見るのは、何物にも代えがたい喜びだという。「大変だけどやりがいがあるし、この仕事に誇りを持っている。今は仕事が楽しくて仕方がない。これ以外の仕事は考えられない」と亜希子さんは笑顔を見せる。
 3人兄弟の末っ子で、過保護なぐらいに大切にされて育った亜希子さんは、幼いころから動物が大好きで、獣医学の最先端で学びたいと7年前に渡米。コロラドの大学に入学して動物看護師の国家資格を取得した。現在の病院で働いて3年になる。
 ご主人のアンドリューさん(29)とは大学時代に出会い、2年前に結婚。現在、新居を建築中だが、なんと日本の両親のためのリビングと寝室も備えているという。「こちらに来て長期で滞在するような時にはゆっくり過ごしてほしいから」。両親を思う気持ちが新居に込められている。
 アメリカでかけがえのない天職につき、充実した毎日をおくる亜希子さんに、日本の両親から届けられたのは、ずいぶんと色褪せた花びら。1994年4月、亜希子さんが小学校に入学した日に校庭で満開だった桜だ。添えられていた両親からの手紙には「小さいころから亜希子を大事に大事に思っています。今では遠くに離れていますが、この花びらもそんな気持ちで大事に持っていました」と綴られていた。「うれしいですね。大切にされてたんやなぁと思いますね。今すぐにでも会いたくなりました」。亜希子さんは、いつも遠くから見守ってくれる両親を思い、涙するのだった。

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