2009/6/14 #060『カナダ/バンクーバー』
こだわりのギターとこだわりのコーヒー

今回のお届け先は、カナダ、バンクーバー。
ギター職人として頑張る川上祐介さんに、日本のお父さんからの想いをお届けしました。

祐介さんは、職人らしからぬ(?)テンションの高さで、すごくおしゃべり好きな、
明るい人でした。
 
しかし、もちろんギターや、ギターに使用する木材に対するこだわりは
半端なものではなく、最高のギターを作るためには手間隙を惜しまないで
黙々と作業を行う、まじめな職人さんでもあり、そのギャップがとても魅力的な方でした。

そんなこだわり派の祐介さんの周りには、やはりこだわり派の友達が集まるようです。
 
祐介さんが毎朝飲んでいるという、ご近所のカフェ「MOJA」のオーナー、アンドリューさんも
祐介さんと同年代の友達。アンドリューさんは、大手コーヒーショップに負けまいと、
ありとあらゆる研究をおこない、手間を惜しまず最高のコーヒーを作り出したのだそうで、
僕はカフェオレをいただいたのですが、これが本当に美味しかった!!
これまでのカフェオレ人生で一番といっても過言ではないほど美味しかったです!
 
 

厳選した生の豆をお店で焙煎しているそうで、こちらもこだわりぶりは半端ではありませんでした・・・。もちろんコーヒー豆はお土産に買わせていただきました!

こだわりのギターとこだわりのコーヒーを求めて、みなさんもバンクーバーまで、いかがですか?

2009/6/7 #059『イタリア/カッラーラ』 大理石に囲まれて何を想う?

ご家族の思いを届けに世界中あちこちへ旅するこの番組の取材。
訪れた土地ならではの珍しい食べ物に出会えることが何よりの楽しみである私。



今回訪れたイタリアのカッラーラは大理石の世界的な産地として知られる町なのですが、ありました。
大理石の町ならではの珍しい食べ物!
ラルドという保存食なのですが、ラルドは英語というとラード。
つまり豚の脂身なのです(写真 左の白い方が脂身。右は赤身)



豚の脂身と聞くと、ちょっと尻込みしてしまいますが、
そこは食いしん坊を自負する私ですから、臆することなくチャレンジ。
見た目的には、白い身に若干の茶色い色がついていて、ちょうど
おつまみのイカの燻製みたいな感じ。



食べてみると、思ったよりしつこい感じはなく
パンと一緒に食べると非常に美味。
大理石でできた箱の中に豚の脂身を塩とハーブで数ヶ月つけ込んで
作るのだそうで、かつて非常に身分の低い存在だった大理石の採掘
労働者たちが限られた食材を工夫して食べなければならなかったことに起源があるそうです。

しかし豚の脂身だけをこんなにたくさん食べることは
なかなかない経験で、さすがの私も完食する頃には
ちょっと胸いっぱい状態。

肉食文化の国の人は体のつくりが違いますね(笑)

山全体が大理石でできているような印象の採掘場は、ダイナミック
な風景でした!

(D垂見)

2009/5/31 #058「アルゼンチン/ブレノスアイレス」
アルゼンチン・ブエノスアイレスの人々

今回は、ブエノスアイレスのアーティスト佐野まりさんの取材を通じ、様々な人たちと出会いました。
たった一人で活動する佐野まりさんの支えにもなっておられる方々です。



ブエノスアイレスラジオ 国営放送理事マルセーラ・カンポスさん
まりさんをずっと支えて来られた、アルゼンチン・ブエノスアイレスのお母さんとして慕っておられました。とても優しく、音楽に関しては厳しい方。療養中の所、お話を聞かせて頂き本当に感謝しております。



国営放送ディレクターホセ・ルイスさん
アルゼンチンでも歴史ある音楽の発信拠点として有名な、国営放送。まりさんはこのラジオ局で度々演奏をされています。フォルクローレ担当のホセさんは、音質にものすごくこだわる方で、まりさんの事を「日本とアルゼンチンの融合」と話しておられました。



レコレタ美術館音響技術師 ダニエルさん
まりさんと共に8年間、音響担当として支えておられる方で、今回の撮影でも音響を担当して頂きました。明るく頼もしい方です。ご協力感謝します。



楽器屋店長サンティアゴさん
まりさん行き付けの楽器屋さんで、壊れたチャランゴなどを修理しておられました。すぐギターを弾いてくれる陽気なおじさんです。



エクアドル大使館文化担当ネリー・ウィットさん 
まりさんの活動を後援されている方です。ハチドリがエクアドルで有名なことから、まりさんの踊るチャランゴ「はちどり」が目にとまったそうで今後、ライブを多くできればと話されていました



まりさんのアパートを管理する大家さん
まりさんが外出するときなど、オウムのマリオの面倒を見たり、留守を守っておられました。まりさんにとっては無理なお願いも聞いてくれるお父さんのような存在だと言われてました。



シルベスター・スタジオ
まりさんのアルバイト?たまにされる日本語のアナウンスを録音しているスタジオです。このときは、観光のアナウンスを日本語で録音していました。まりさんは本当にいろんなことを一人でされていて、そのパワーには驚かされます。

色々な方の支えが、 たった一人で頑張るまりさんの力になっていることをブエノスアイレスで感じました。まりさんの今後の活動に注目していきたいと思います。関係者の皆様、ご協力ありがとうございました。

(D:寿木)

2009/5/24 #057『マレーシア/ランカウイ島』あると思います!

今回は、マレーシアのランカウイ島で、日本食レストランを営む武林克二さんの元へ
お母さんからの「鯉のぼり」を届けに行ってきました。

ランカウイ島といえば、東南アジアを代表する、自然豊かなリゾートアイランド。
どのガイドブックを見てみても、島のあちこちで、サルやトカゲ、水牛などに
出会える島、と書かれています。撮影にあたり、動物の映像は撮り逃すわけには
いかない!移動の間も気を抜くことなく、動物を探すことに。



…と、撮影初日の夕方。
「ザッツ モンキー!」そう叫ぶ地元のドライバーさんの声を聞くや否や、
車外に飛び出した僕とカメラマンの馬崎さんの目の前に、10頭ほどのカニクイザルの群れが!
素早く三脚を据え、撮影開始!しかし、相手は野生…なかなか撮りやすい場所には姿を現しません。。
「これはイカン…何とかしなければ!」 そう考える僕の頭に浮かんだのは、ある一つの経験。
それは、過去、オーストラリアでカンガルーの群れに遭遇したときのこと…。
あの時も、こちらを警戒してなかなか顔を向けてくれなかったカンガルー達。
そんな彼らを、カメラに向かせる裏ワザがあったのです。それは…
天津木村の「エロ詩吟」
あの独特の音程や声の出し方が、カンガルー達も気になるようで、僕が吟ずる度に、
みんなで撮影しやすいように、こっちを向いてくれたのです。



「ここはまた、エロ詩吟でいきますか!?」
カメラマンがテープを回し、僕が大声でエロ詩吟を吟ずること、2分。。
なんと、ボス猿らしき1匹の猿が絶好のポジションに寄ってきます!
「作戦成功や!」
ルンルン気分で撮影を続け、さらに吟ずる僕…と、何か様子が違います。。
「なんか怒ってない!?」
よく見るとそのボス猿、めちゃめちゃ怒ってるんです。しかも、気づかない間に
カメラマンとの距離は2mほどに!!!「ヤバい!」
牙をむき出し、馬崎さんに迫る猿!でももはや逃げられる距離ではなく
固まることしかできない馬崎さん!



棒を持ったドライバーさんの力で、何とか逃げ切った我々でしたが、
皆さんも猿に詩吟を吟じる際は、くれぐれもお気を付け下さい!!

(D光岡)

2009/5/17 #056『アメリカ/ハリウッド』ハリウッドにて…

今回の届け先ほどある意味変な気持ちになったことは無かった…
届け先の徳永優子さんはあの!世界に誇る映像都市ハリウッドで
エミー賞にノミネートされたヘア・アーティスト、なんですから…
方や私と言えば大阪のちっぽけなディレクター…
何とも言えない緊張感と何だか変な気持ちでロスへ旅立ったのですが、
そんな不安は一瞬でなくなりました、初めて会った瞬間に…



言い方は悪いですが優子さんは
普通の大阪のおばちゃん(とても綺麗な)でした。
明るく、偉そう振らず、ざっくばらんで、そしてイラチで…



そして何より最初に発した言葉で私は優子さんに一気に引き込まれました。
『大きい仕事、小さい仕事、どうでも良いのよ、その瞬間私は全力でやるだけ。』



あー恥ずかしい…出会う前までの自分が…
そしてさらに、恥ずかしいことが…
『監督(私の事)はどうしてハリウッドでやらないの?』真っ直ぐな眼で質問する優子さん…
『英語が苦手なもので…』と答える私。でも本当は勇気が無いだけ。
この道を志したのは映画監督になりたかったのでは無かったのか!
18歳の時にそう思ったのでは無かったのか!
38歳まで独身だったなら、なれるかなれないかはわからないがチャレンジすることは
出来たのでは無いのか!
優子さんがハリウッドに来たときは離婚をして幼い娘ふたりを抱えていたというのに…
本当に根性なしだわ。
この番組がはじまってからいつも思うのだが、自分のやりたい道で生きて行くには努力と勇気が大切だと昔からずーっと言われてきたが本当にその通りだわ、こんな大人にならないように皆さん大志と勇気と
努力する気持ちを持ってくださいね。

(D竹原)

2009/5/10 #055 『タイ』タイはグルメパラダイス

今回は、タイでコントラバス奏者として活躍する佐々田ゆかりさんに
お父さんの想いを届けました。
まだまだオーケストラに関しては発展途上国のタイ。
しかし日本の「のだめカンタービレ」や、ゆかりさんが働くマヒドン音楽大学を舞台にした
ドラマが放送されたこともあり、今タイの若者達の間では、ちょっとしたブームになっているそうです。アジアを代表するオーケストラ大国になる日もそう遠くないかもしれません。



さて、タイといえば何と言っても「タイ料理」!
グルメなゆかりさんのおかげで、毎日色んな美味を食すことができました。
お値段も日本と比べると半端無く安いので、ついつい食べ過ぎちゃいました。
中でも一番おいしかったのがソンブーン(建興酒家)という店の名物
「カニカレー(プー・パッ・ポン・カリー)。



スパイシーな見た目と違い、味は非常にマイルドで、頬っぺたが落ちまくる落ちまくる。
他の店と比べると少々値が張りますが、それだけの価値がありますので、
行った人はぜひ食べてください!

カニカレーを食べた後、「タイに来たからにはこれを食べないと!」とゆかりさんがデザートを
頼んでくれました。
ワクワクしながら待っていると、運ばれてきたのはなんと、マンゴーと餅米、そしてココナッツミルク!



なんとも斬新なこのデザート。
名前を「カーオニアオ・マムワン」といってタイでは定番のデザートなんだそうです。
酢豚にパイナップルなど、ご飯類と果物のコラボレーションが苦手な私。
残念ながらお口に合いませんでしたが、こういった変り種料理を食べるのも海外の醍醐味。
貴重な体験をありがとうございました。

スイーツといえば・・・実はゆかりさんのご両親、西宮名塩で「茶寮 ふふ」という甘党屋さんをやっています。お母さんが素材を厳選して作った和菓子はなんとも絶品!4月10日にリニューアル・オープンしたそうなので、これまた皆さん、一度足を運んでみてください。本当においしいです。

ダイエットは明日から。


2009/5/3 #054 『インド/バラナシ』不思議の国、インド

今回のお届け先は、インド、バラナシ。
大人気の日本食レストランのオーナー兼シェフとして頑張る久田恵美さんに、
日本のご両親からの大切な想いをお届けしました。

インド・バラナシは、世界一じゃないかと思うほどの喧騒の町でした。
一日中クラクションが鳴り止まず、車やリキシャ(タクシー代わりの三輪の自転車やバイク)、
人や牛が隙間なく道路を埋め尽くし、いろんなところからインド的な音楽が流れていました。



しかし、その喧騒を抜けるといきなり穏やかなガンジス川が現れ、
そこにいると遠くに聞こえる喧騒がとても心地よく聞こえました。



「インドは、ハマる人とハマらない人が両極端だ」と聞いていたのが本当によく分かりました。
あの町が疲れると感じる人と、すごくエネルギッシュで刺激的に感じる人。
僕は後者でした!

ここでインドの雑学コーナー
(1)Q.インド人は食事の時左手を使わない?
   A.そんなことない。昔はそうだったかも知れないですけど、
   今はみんなちゃんと手を洗うから左手を用いる人もたくさんいる。
   スプーンも使う。とのことでした。



(2)Q.インドは毎日カレー?
   A.はい。でも、日本でよくみるカレーとは限らない。
   インドでカレーといえば、スパイスを使った料理全般(マサラとかいったものも含め)
   を指すので、野菜のスパイス炒めなんかもカレーといえばカレーなのです。

(3)Q.チャイは毎日飲むの?
   A.はい。僕は知らないうちに一日7杯ぐらい飲まされていました。
   (おいしかったんで、いいのですが、飲みすぎちゃいますか?)



(D佐伯)

2009/4/26 #053 『ドイツ/ベルリンドイツ。曇った気持ちを晴らすのは

ベルリンはこの時期ずっと曇っています。朝から晩までどんよりして、街の人々も 夏を心待ちにしている感じでした。

今回の取材竿中、滋己さんは、ベルリン人の憂鬱な気持ちをほっとさせる作品を作っておられました。今後売れることを心より願っております。



放送ではありませんでしたが、滋己さんとボスが夕食に行ったシーンがあります。
かつて、ナポレオンも訪れたという老舗の店、ここで食べたのが、ベルリン名物の「アイスバイン」という豚の塩煮です。大きなモモ肉を柔らかく煮たもので、マスタードをつけていただきます。一つ、3000円ぐらいです。





めっちゃ美味しいですが、量が多く、食べきるのは大変です。
滋己さんのボスのクリスさんもギブアップでした。
ドイツ・ベルリンへ行かれた際は、是非食べてください。

(D寿木)

2009/4/19 #052 『カンボジア雨男たちの努力

今回のこぼれ話は海外取材カメラマン・植田がお送りします。



毎度毎度世界中で雨を降らせまくっている我々撮影コンビ。
これまで8カ国行っていますが、未だ雨の降らなかったロケはありません・・・

そこで、「今度こそは晴れさせるぞ!」と、シェムリアップに着いて撮影を開始する前、私とディレクター二人して道のど真ん中にある神様に「晴れ」を願ってお線香を上げてお祈りを奉げました!!



こちらの神様は、その名を「ヤーイテープ」といい、願い事をすると必ず叶うとのこと。
シェムリアップのみならず、カンボジア各地から人々がお祈りにやってくるそうです。



そのヤーイテープにきちんとお祈りをし、現地コーディネーターさんからも、「今の次期(乾季)に雨を降らせられたら奇跡か神ですよ!」と心強いお言葉までもらっていたのですが・・・

その甲斐無く雨は降っちゃいました(涙)(どんだけ雨コンビやねん!!・恥)

ヤーイテープの効果なのか、幸い雨は夜中に降ってくれたので撮影に支障をきたす事はなくて済みましたが、これで9カ国目の雨降らせ記録樹立です・・・(涙)




我々の「世界雨降らせ行脚」は一体いつまで続くのでしょうか・・・

植田(海外取材カメラマン)

2009/4/12 #051 『ニュージーランド/オークランド』 やるなぁ、日本人。

今回はニュージーランドでスタントマンとして活躍する岩上弘数さんを訪ねました。
弘数さんは「パワーレンジャー」というアメリカ版のヒーロー戦隊ものを担当しています
(しかもレッド)。




アメリカ版といいながらも、世界の主要都市ほとんどで放送されている番組らしく、
撮影は映画なみの大規模なモノ。
一応業界人である僕らにとってはワクワクする機材がいっぱいでした。
撮影はフィルムだし、照明はめちゃくちゃでかいし、爆破有り、ワイヤーアクション有りの迫力満点。



現場の食事もバイキング形式で、なんとエスプレッソマシーンまで常備されてました。
「こんな規模の撮影したことないなぁ・・・・」とコーヒーをすすりつつ、取材を敢行。



ヒーロースーツを着てスタントする人はみんな日本人。
ヒーロー戦隊モノは元々日本の文化らしく、
日本人にしかできない歌舞伎や時代劇から来た動きなんだとか。
確かに決めポーズとかを比べると全然違う。
身軽な動きも忍者みたいだし。。。



そんなことに感心してると、弘数さんが
「敵の基地とかはスタジオで撮影するんで・・・」と
パワーレンジャーのスタジオを案内してくれた。
スタジオといいつつも、全体が1つの町みたいになっていて
ユニバーサルスタジオを思わせる巨大な造り。



1つの番組のためにこんな大きなものを作ってしまうなんて・・・。
そこにはセット以外にも、巨大な衣装室、小道具・大道具の作業室、
モンスター管理保管室などなど。



「モンスターは、日本で撮影が終わったモノを送ってもらって使ってます。」とのこと。
あまりにも日本の造形の技術が凄すぎて、現地では一から作り出すことはできないのだとか。
やるなぁ、日本人。。。
改めて日本人であることを誇りに思えた瞬間でした。

バンザイ!ジャパニーズ!!

(D市井)