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2007年03月05日

都知事選告示まで17日

岩田 公雄岩田 公雄
報道局解説委員長(局長待遇)


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今週にも浅野史郎氏正式出馬表明
出馬するか、しないかで迷っていた前宮城県知事・浅野史郎氏の出馬
がほぼ確実になりました。

2日の夕方の記者会見で、「公約などをまとめて、来週中に正式に出馬
表明する考え」を初めて示しました。
それまでは3日朝の『ウェークアップ!ぷらす』のゲスト出演が決ま
っていて、「出馬」について直に聞くことを楽しみにしていたのですが、
「立候補の意思を示した人はゲストに呼ばない」という『読売テレビ』
の内規からお会いすることが出来ませんでした。
2月中旬、『民主党』からの打診を受けて、「知事は卒業した」「出馬す
る必然性がない」と発言してから色々ありましたが、有識者や反石原
の市民グループが“勝手連”的に「市民集会」を開いた25日あたり
から、出馬に心が揺れ始めたものと思われます。
もっとも、打診した直後に鳩山由紀夫・民主党幹事長に会ったとき、
幹事長は「支援するとも、しないとも言えないが、静観している」と言
っていましたから、『民主党』としてはかなり早くから「淺野氏の出馬」
への期待を高めていたものと思われます。

しかし、『民主党都連』には「知事選に自党から候補を出したい」とい
う思いが強くあり、海江田万里・前衆議院議員を念頭に置いた人選が
続いていました。
海江田氏は「擁立説」を否定していますが、海江田氏の本音には「当初
に候補として声をかけられたら、やりたい」ということがあったのかも
知れません。淺野氏が「民主党から候補者を擁立すれば出る幕はない」
と言うようになって、海江田氏も諦めざるを得なくなったのでしょう。
淺野氏は「無党派選挙」を実践してきた人ですから、「民主党の推薦」
は受けないでしょうが、「支援」は想定内でしょうから、この“しこり”
が残らないように願いたいものです。

前回の都知事選は、石原氏308万票に対し、対抗馬の樋口恵子氏が
81万票という大差になりました。これは『民主党』が“一枚岩”に
なれなかったからだと見られています。
『民主党』がこの轍を踏むと、浅野氏の出馬で面白くなりそうな今回の
都知事選が、盛り上がりを欠く恐れが出てきます。
宮城県知事としての浅野氏は、「談合」を排除し、「福祉政策」と「情
報公開」で実績を上げています。
しかし、“負の遺産”として「財政難」も残しています。
「都知事選」は単なる「地方自治体の長」選びではありません。
浅野氏がどんな公約を掲げてくるかも、これからの注目点です。


団塊の世代がキーパーソン
今年は「2007年問題」で、「“団塊の世代”が定年を迎える」こと
が大きな話題になっています。
また、「1954年生まれの安倍晋三氏の首相誕生」で、“団塊の世代”
には「出番がないまま追い越された」という思いもありました。
しかし、今度の「民主党の都知事候補選び」の中で話題になった人々
の選ぶ方も選ばれる方も、多くが“団塊の世代”です。
ウェークアップ!ぷらす』の常連ゲストのお一人で、早くから打診が
あった寺島実郎・日本総研会長は、1947年(昭和22)生まれ。
浅野史郎氏が48年。海江田万里氏が49年。
鳩山由紀夫・幹事長も、円より子・都連会長も47年。菅直人・代表代
行は1つ上の46年生まれ。
こう並べてみると、まさに“団塊の世代”だらけです。

また、舛添要一氏が48年で、復党問題の衛藤晟一氏が47年。
「政界」だけではなく、「言論界」にも「経界」にも、これからのキー
パーソンになりそうな人が“団塊の世代”に多くいそうです。
私も49年生まれの“団塊の世代”……「ボヤボヤしていないで頑張
らなくちゃ」と改めて感じています。

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