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2006年12月26日

2006年を振り返る

岩田 公雄岩田 公雄
報道局解説委員長(局長待遇)


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“党の顔”が大きく変わった
「2006年の国内ニュース」の主なところは……
○安倍政権発足
○日銀が量的緩和解除・ゼロ金利解除
○秋篠宮家に悠仁さま誕生
○3知事が汚職・談合で逮捕
○改正教育基本法・防衛省昇格法成立……というところでしょう。


「安倍政権発足」をはじめ、今年の「政局」を振り返ると、“政党の顔”
が大きく変わりました。
『自民党』の「総裁」は、小泉純一郎氏から、安倍晋三氏へ。
『民主党』の「代表」は、前原誠司氏から、小沢一郎氏へ。
『公明党』の「代表」も、神崎武法氏から、太田昭宏氏へ。
これほどの大きく変わったのは、珍しいのではないでしょうか。
それぞれが来年夏の『参議院選挙』に向けて、「マニフェスト」を発表
し,“党の顔”として活躍することになるのでしょう。
しかし、ちょっと不安なことがあります。「安倍さんの顔」だけではな
く,「小沢さんの顔」も「太田さんの顔」もよく見えません。
「太田さん」は余り馴染みがないので仕方ないのでしょうが,「与野党
逆転」を狙う「小沢さんの顔」が見えないのは何故でしょうか。
「党を纏めるために,敵を作らず、丸くなりすぎてしまった」という
声が出たりしています。
「安倍さんの顔」が見えないのに、『改正教育基本法』と『防衛省昇格法』
がすんなり成立したことも、『民主党』と「小沢代表の存在感」を薄れ
させています。
小沢さん、“好々爺”にならずに、「政局」を面白くしてください。


北朝鮮に振り回された
「2006年の海外ニュース」の主なところは……
○北朝鮮が核実験
○米中間選挙で民主党大勝
○イラクでテロ激化・内戦の危機に
○原油高騰・一時1バレル=78台に
○中国経済が高成長、外貨準備高が世界一に……というところです。

『北京』で開かれていた『6者協議』は、「核についての議論」もなく、
またもや閉会されました。
『北朝鮮』は「核保有国」の立場を主張して、「アメリカの金融制裁・
敵視政策の解除」を求め、話し合いには全く応じませんでした。
このままでは「朝鮮半島の非核化」は『中国』の「議長声明」だけで
終わってしまいそうです。
『日朝公式対話』もないままに終わりました。『北朝鮮』は「拉致問題」
を『6者協議』で触れようともしません。
『日本』にとっては「拉致問題解決」が重要ですが、「朝鮮半島の非核
化」を優先する『中・米・韓・ロ』から浮き上がる恐れもあります。
来年も『北朝鮮』を課題とした難問題が続くことになりそうです。

今年の「漢字一文字」は「命」……「悠仁さま誕生」という明るい話
題の一方、「いじめ自殺」や「飲酒運転による死亡事故」など「命の重みを
痛感した年」だったからです。
今年の「新語・流行語大賞」は「イナバウアー」……『トリノ五輪』で
の荒川静香選手の「金メダル」は嬉しい話題でした。
この他、「スポーツ」では、「王ジャパンのWBC優勝」「日ハム日本一
と新庄劇場」「ハンカチ王子の甲子園」など楽しい話題がありました。
来年は「松阪大輔投手のレッド・ソックス入団」があります。
どんな年になるのでしょうか。

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