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2006年08月23日

ナレーションのうら側

横須賀 ゆきの横須賀 ゆきの
読売テレビ放送 編成局アナウンス部・報道局


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ナレーション、アナウンサーの技量を特に問われる仕事の一つです。
制作、報道、スポーツ各番組でアナウンサーは
様々なナレーションを様々な形式で録音していますが、
ここでは、
スクランブルにおけるナレーション】についてご紹介します。

スクランブルではハードなものからやわらかいものまで多彩なニュースを
お届けしており、色んな質のナレーションが要求されます。

長尺の特集の場合・・・・
ほとんどの場合前日から編集をしている為、
プレビュー後ディレクターとトーンや言い回しを話し合った上で、録音に臨みます。

当日取材&当日編集の企画やニュースの場合・・・
ディレクターも編集マンも音巧さんも1分1秒の闘いの中で作業をしているので、
映像を見ないで臨むこともしばしばです。

さぁ!いよいよ録音です!
録音ブースには、映像も音楽もありません。
よって、イメージを膨らませながらナレーションを入れていきます。
ブースは一つ。
もたもたしていると、外に他の企画のナレを入れるアナウンサーやナレーターの行列が
出来てしまう為、かなり焦るのですが、、、、
ここで心を落ち着けて集中力を高めないと、トーンがずれてしまいます。
僅かなずれでも、VTRを台無しにしてしまうのです。
ですので、瞬時にVTRの中身を理解する能力や
どう肉付けしていくのかという想像力も問われます。
正直、非常にプレッシャーのかかるお仕事。
でも逆に、映像と音楽とナレーションがびたっと嵌った時は
心地よく視聴者に響く作品となります。まさにオーケストラです。
それだけ、ナレーションが持つ力って大きいんだと思います。


【よりよいナレーションを目指して】
経験の積み重ねでナレーションの技量は磨かれていくはず!
というわけで、先輩にナレーションの技を教えて頂く勉強会を
アナウンス部では定期的に開いています。
(みんなシフトがばらばらなので、一度に大勢は集まれませんが)
自分だけで反省しても限界があるんですよね。
自分のナレーションをどれだけ客観的に捉えられるかが上達への第一歩。
他のアナウンサーに聴いて貰って、自分の癖を教えて頂いきます。
ナレーションは音楽と一緒なので、リズムや音の高低が何より大切。
それこそ、助詞の音の下がり方が中途半端とか、テンポがずれているとか、
もっとそこは間をとるべきとか。
15秒のナレーション1本を題材に、3時間の特訓も行われます。
更には、YTVに限らず各番組のナレーションを題材に、
自分が日頃使わない音やリズムをまねてみよう!なんてこともやります。
ここで自分のナレの特徴がより浮き彫りになるわけです。
例えば・・・・私は特にリズム感が無く・・・・・
何度指摘されても自分のリズムで読んでしまいます。
途中で「イッー!!」となってくることも多々あります。
それでも、先輩方は根気よく指導してくださいます。
坂キャスターの「何度も何度も聴けば音やリズムはとれるようになる」
という言葉を信じで臨む日々。
本当かなぁ~~~~~~~  なんてこと言ったら駄目ですよね・・・・・


【ちょっと話が脱線しますが・・・・】
ナレーションという枠からは少しはみ出ますが、今、「朗読」にも興味津々なんです。
NSのHP「ニュースの合間のひとり言」にも載せましたが、先日「絵本の朗読会」を開
催しました。ナレーションとは全然勝手が違うので、いざ挑戦すると、初めは大分戸惑い
ました(苦笑)
でも当日は小さなお子さんから年配の方までたくさんの方に集まって頂きました。
日頃はカメラの向こうの視聴の皆さんにお伝えしていますので、
この会で、皆さんとの距離もぐぐっと縮まって、同じ空間を共有できるというのはとって
も嬉しいことです。
会場を絵本の世界でどう包んでいこうか・・・・・・
声のトーンやテンポだけでなく、表情やしぐさ等にも拘って、お届けしたつもりです。
でももっともっといい世界を作っていけるはず!
絵本に限らず、朗読会の機会をこれからも数多く持てたらなと考えています。
というわけで!
ナレーションに限らず「音声表現」をどんどん磨いてまいりたいと思います!

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