姫路市モノレールの痕跡
姫路市にモノレールが走っていた！？
この事実を知らないという方も多いのではないのでしょうか？
都市伝説でも何でもありませんよ。
姫路市モノレールは
昭和41年に姫路から手柄山駅間の１．６ｋｍの営業距離で開通、
昭和49年に運転休止、昭和54年に廃止された路線です。
その姫路市モノレールの実物車両と資料館があるとのことで
行ってきました！
姫路博覧会が開催された終点の手柄山駅！
当時の車両とホームが長期間保存されていたため、
資料館として改装オープンしました！
車両をはじめ時刻表、看板、水飲み場など、ホームの設備が
そのまま残っていることに驚きました。
車両の前面部分は小動物の顔のようでとてもキュート！
また姫路市モノレールの輝かしい姿をカラー映像で楽しむこともでき、
姫路市民や関西の人々に愛された乗り物であったことを
知ることができます。
資料映像のテロップに「読売テレビ」の文字も。
上の写真にあるようにレールは街中に残っています。
行政の予算の問題で撤去できないのでしょうか？
車両の通ることのないレールを長年支え続けている支柱、
車両が入線してくることのない途中駅、大将軍駅。
40年以上経った今も姫路の市街地を見つめ続けるモノレールの設備。
姫路から手柄山駅まで徒歩で廃線跡を辿ってみるのもいいですよ。
少し涙が出そうでした・・・。