思わずうなった「ぼくらの政治目線」
「ぼくらの政治目線」とは、コミュイティーFM京都三条ラジオカフェで、
龍谷大学の学生たちが放送しているラジオ番組。
先日、収録の様子を取材したが、
その内容に思わずうなった。
とてもおもしろい。
マニフェストについて、わかりやすくラジオドラマ風に紹介したり、
世代会計についてとりあげた本からデータをひろってきたり、
大変よく練られた構成で、30分しっかり聞いていられる内容だった。
特に印象に残ったのは、
政治と若者との距離が遠すぎるというフリートークが、
公職選挙法にまでいたったくだり。
「マニフェストを手に入れるところが限定されすぎ」
「候補者の事務所をいちいちまわらないといけないなんて」
「一箇所ですべての政党のマニフェストが入手できるようにすべき」
「例えば、コンビニのフリーペーパーを置くところにまとめておいてあるとか」
なるほど、と思った。
クーポン雑誌やフリーペーパー感覚で、
政治が身の回りにあれば、
若者の投票率だってもっとあがるかもしれない。
公職選挙法の「パンフレット又は書籍の頒布」の規定は、
もともとは、
公平性を保つため、
資金力のある政党・政治家だけが有利にならないように、
といった配慮だろうが、
それがかえって有権者と政治を遠ざけることになっているなら、
本末転倒といわざるを得ない。
インタビューで、メンバーの一人が私に語ってくれたこと。
「今の日本の社会はすばらしい社会だと思います。
いろいろ問題はありますが、
僕たちは実際、飢えていないし、戦火にさらされてないし、教育も受けられるし。
これだけの社会の仕組み、制度を作り上げてきた大人たちには感謝します。
でも、それが、時代の移り変わりで、制度疲労をおこしてきているのではないでしょうか。
そこここに小さなほころびが見てきています。
そんなほころびをつくろっていくのが、僕たちの世代の使命だと思っています。」
う~~~~~~ん。
日本の未来に一条の光が見えた、ちょっといい気分になった取材でした。
