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小澤昭博(ytvアナウンサー)『小澤昭博のゴルフナビ』

「弓弦羽神社へ」

ソチオリンピックで見事な金メダルを獲得した羽生結弦選手が東日本大震災後に訪れ、「世界のトップになれますように・・・そして、東北の光となれるように!」という絵馬を奉納したことから、羽生選手ゆかりの神社としてすっかり有名になった神戸市東灘区の弓弦羽神社へ参拝に行って来ました。








この弓弦羽神社も阪神淡路大震災の時には社務所などが全壊しており、正に復興の光でもあります。


羽生選手のファンの方からの金メダルお礼の絵馬や、この神社のシンボルが日本サッカー協会のシンボル、三本足の“八咫烏(やたがらす)”ということで、INAC神戸の澤穂希選手、川澄奈穂美選手ら本人の絵馬も奉納されていました。





私も羽生選手やなでしこジャパンの選手達の勝負強さにあやかりたいです。


そして浅田真央選手、フリーでの素晴らしい演技に感動しました。厳しい状況の中、これまで誰も成し遂げたことのない、6種類、8回の3回転ジャンプを跳び、自己最高得点をマーク。万感の演技が胸に迫りました。


私の個人的な思いとしてピョンチャン五輪も目指して欲しいな・・・

投稿者: 小澤昭博 日時: 2014年02月21日(金) | コメント (0)

「PGAツアーデビュー3」

この時期のハワイは気温25度前後、湿気もありません。最高の気候の中、Y・E・ヤン、キム・ヒョンソン、ドンファン、ノ・スンヨルの気心がしれたメンバーで下見ラウンドが始まりました。





練習ラウンドにおけるPGAツアーと日本ツアーの大きな違いは、PGAツアーでは練習ラウンドからギャラリーにコースを無料解放していることです。


練習とは言え、良いショットにはギャラリーから惜しみない拍手が起こり、試合本番さながらの雰囲気。当然、選手の士気も高まります。こういった環境も選手の技量の向上に少なからず繋がっているのだろうなと感じました。


さてこの4人での練習ラウンド、PGAツアーの実績だけで見ると、ツアーデビュー戦というヒョンソンが一番格下の選手となるのでしょうが、ショットの安定感はひいき目ではなくヒョンソンが群を抜いていました。ヒョンソンのショットを見ていると、09年の全米プロゴルフ選手権でタイガー・ウッズをプレーオフで破り、アジア勢としては唯一のメジャー覇者となった、Y・E・ヤンのショットにも負けていません。それが試合での結果に繋がるかと言えばまた別の話なのですが。


Y・Eヤンのプレーを見ていると派手さはないのですが、ボールを自分のイメージ通り自由自在に操っています。中でもショートゲームの上手さはさすが世界のトップ選手です。後輩達の面倒見も良く、とてもメジャーチャンピオンとは思えない優しさと謙虚な人柄で一気にファンになりました。私が片言の韓国語と英語のミックスで話しかけると、とても流暢な日本語で返されました。


同級生の石川遼や松山英樹よりも一足早く世界の舞台で戦っている、このブログでもお馴染みのノ・スンヨルは、タイガー・ウッズを復活させたコーチのショーン・フォーリーに師事し、スイングの改造途中で、常にチェックポイントを気にしながらプレーしていました。ウッズとも一緒に練習をしているそうです。まだ途中と言うことで、理想通りにはボールをコントロール出来ていない様に感じました。それでも、スイングのキレの良さは抜群です。10代の頃の荒々しさは無くなりましたが(私はこの荒々しさも好きでした。)、ヘッドスピードの速さは健在でした。


ドンファンに関しては、体付きが一回り大きくなっていることに驚きました。「PGAツアーはどう?楽しいでしょ?」と聞くと、「いやぁ、楽しいことはありません。凄く疲れます。」と険しい表情に。憧れのPGAツアーにファイナルQTトップ通過で乗り込み、さぞかし充実した日々を過ごしているだろうと思っていた私には意外な答えでした。


「日本では僕の飛距離は50位くらいでしたけど、アメリカでは100位以下です・・・。僕より飛ばす100人以上の選手と勝負しないといけません。それとアメリカでは1打落とすだけで順位が20位下がります。それだけ選手層が厚いんです。優勝争いの人数も日本とは比べ物にならないぐらい多くて、上位に入ることは出来ても、アメリカで優勝するのは本当に大変なことだと思います。」とPGAツアーで1年間戦って味わった試練をしみじみと語ってくれました。


「でも、優勝のチャンスはあると思います!!」と闘志を燃やしているのも事実です。


顔見知りのPGA選手達に「僕の日本ツアー初優勝の時にテレビで実況をしてくれた日本のアナウンサーです。今回はキャディで来ているんですよ。」と私をアピールしてくれました。世界の舞台で戦うドンファンの“初優勝の実況アナウンサー”として、私も光栄です。


皆それぞれのチェック方法で今年のワイアラエの攻略法を確認していました。


ヒョンソン以外はこのコースでの試合を経験しているので、グリーン上では4日間のピンポジションを想定しながらパッテイングラインのチェックをくまなく行っていきます。ヒョンソンもそれを参考にしながら、バーディチャンス・エリアを確認し、そこからのラインやボールの転がり方を入念にチェック。


「距離のジャッジは先輩に任せます。それと、バーディエリアを一緒に確認して下さい。」とプロキャディに注文する様なリクエストが来ました。重要な部分を任され、私のやる気は急上昇!!この難しいリクエストに対しても不安は一切感じませんでした。


ラウンド後は、打撃練習場で2週間半のブランクを取り戻すべく精力的に打ち込み、入念なパター練習を。充実した練習ラウンドはあっという間に過ぎていきました。





さていよいよ大会開幕です!! <4>につづく・・・           

投稿者: 小澤昭博 日時: 2014年02月12日(水) | コメント (0)

「PGAツアーデビュー 2 」

「先輩、久しぶりのコンビですね!」指定練習日の7日火曜日、ホテルに迎えに来た“選手専用送迎車”に乗り込むなりヒョンソンが言ってきました。


ヒョンソンのバックを担ぐのは2年ぶり。あの頃、練習のし過ぎから肩を壊し、シード権すれすれだったヒョンソンも今や日本ツアー賞金ランキング2位、世界ランキング62位(大会当時)にまで上り詰めました。ヒョンソンのプレーの変化を肌でどう感じるのかも楽しみでした。


車中でヒョンソンにオフに入ってからのトレーニングの内容を聞くと、まさかソニーオープンに出られると思ってなかったので、ウエイトトレーニングのみで2週間半クラブを握っていないとのこと。


本番まであと2日、ボールを打つ感覚をどこまで取り戻せるのか、いつも前向きなヒョンソンも少し不安そうな様子です。


それでも海外メジャー大会の出場やPGAツアーのシード権獲得を目標に掲げているヒョンソンだけに、「この突然もらったチャンスを、単なる“PGAツアー記念出場”の一戦で終わらせず、シード権獲得の足がかりにしたい。」という意気込みもヒシヒシと伝わってきます。


「初日はゴルフの感覚と、試合勘が少しでも戻ればいいよ。ゆっくりラウンドしよう!」と二人で話しながら10分ほどでコースに到着。これまでギャラリーとして度々この大会を訪れてきましたが、その時とは胸の高鳴りがまるで違います。


私はまずキャディ登録をしなければいけません。PGAツアーではキャディ自身がエントリー手続きをしないといけないそうです。


既にPGAツアーを主戦場としている韓国の若手ホープ、ノ・スンヨルのキャディに聞いたのですが、スンヨルのキャディはアメリカ人で日本語は全く話せません。何とかやりとりが成立して段取りを教えてくれたのですが、英語での手続きに不安がよぎります。


手続き会場へと一人とぼとぼ歩き始めると、川村昌弘プロとそのキャディ小岸秀行さんも同じタイミングでやって来てエントリーの手続きをするとのこと。一気に不安は吹き飛びました。


3人で思い思いのポーズを考えながら、ID用の写真撮影タイムは爆笑の連続でした。


川村プロは勝負師として「真面目顔」で撮影。出来あがった写真を見て「愛嬌がまるでありませんね・・・」と苦笑い。小岸さんはキャラ通りに笑いを取ろうと「おちゃらけ顔」で。私は最高の笑顔を作ったつもりが、瞬きをした瞬間にパチリ。目が半開きの「まぬけ顔」になってしまいました。


きっと最初で最後であろうPGAツアーのID証なのに残念・・・。それでも、顔写真入りのID証を受けとった時はPGAツアーの一員になれたようで子供のように浮かれてしまいました。これがそのID証です。





狙ったわけではありません。残念過ぎます・・・。


さて、無事にID証もゲットし、18ホールの練習ラウンドです。


メンバーはキム・ヒョンソン、韓国ゴルフ界のスーパースターでPGAメジャーチャンピオンのY・E・ヤン、韓国若手ホープのノ・スンヨル、日本ツアーでも活躍したドンファンの4人。


私にとっても顔馴染みのPGAツアーメンバーです。いよいよキャディとしての仕事の始まりです。


前置きばかりで中々本題にたどり着きませんが・・・<3>に続く

投稿者: 小澤昭博 日時: 2014年02月06日(木) | コメント (0)

「 PGAツアーデビュー 1 」

アメリカのPGAツアーでデビューしました!!


とは言っても選手としてはもちろん、夢のまた夢・・・。昨年日本ツアー賞金ランキング2位で、す・またんファミリーのキム・ヒョンソンのキャディとして、1月9日~12日までハワイオアフ島のワイアラエCCで開催された“ソニーオープン・イン・ハワイ“で憧れの舞台を歩かせてもらいました。





大会開幕4日前の1月5日日曜日の早朝、韓国にいたヒョンソンから突然電話がありました。「今朝4時半にソニーから電話があって、急にソニーオープンに出られることになりました。小澤先輩、キャディやってもらえませんか?私は明日から練習したいので、とりあえず今晩の飛行機でハワイに向かいます。ホテルも予約していないので、先輩の分とホテルを予約してもらえませんか?あっ、部屋は別々でお願いします(笑)。」とのこと。(当り前でしょ!!)


ヒョンソンは私が高校サッカーの中継を終え、ちょうどこの時期に休みを取っていることを知っていて電話して来たのです。それからが大変。急いで飛行機とホテルを手配し、キャディの準備をして私も翌日にはハワイへ向かいました。


現地時間6日月曜日の午前中に到着し、前日にハワイ入りしているヒョンソンに早速電話したところ、既にヒョンソンは練習とレジスト(大会に出場する為の最終の正式な手続き)でコースにいました。


実はヒョンソンからは「到着したらすぐにコースに来て一緒にチェックして下さい」とお願いされていたのですが、「今日はラウンドが出来ないようなので、先輩は休んでいて下さい。」との優しい言葉が。その言葉に甘え、私は夕飯までホテルで休ませてもらうことにしました。


夜はヒョンソンファミリーとヒョンソンを応援するスタッフや知人が集まり、特大ロブスターで決起集会です。これから始まる一週間に胸を膨らませ、健闘を誓い合いました。





翌7日火曜日。いよいよ私のPGAツアーでの初仕事です。ヒョンソンとホテルの玄関に朝7時に待ち合わせ。PGAツアーは選手へのサポートが手厚く、ホテルとコース間の移動は、PGA公認の選手専用の送迎車が用意されています。車のボディ横に「Player Only」というステッカーが貼ってあり、それを見ただけで私のテンションも上がりました!!


意外なことにヒョンソンも、「正式なPGAツアーは初めてで、これがデビューです!!」とのこと。デビューコンビ、意気軒昂に“選手専用車”に乗りこみました。 <2> に続く  

投稿者: 小澤昭博 日時: 2014年02月01日(土) | コメント (0)

アナウンサー