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小澤昭博(ytvアナウンサー)『小澤昭博のゴルフナビ』

「OZAKI20」

現在大阪で開催中の尾崎豊特別展“OZAKI20“に行って来ました!




尾崎豊が“15の夜”でレコードデビューをしたのは、私がちょうど15歳を迎えようとしていた中学3年生の冬。


尾崎の歌を初めて聞いたのはそれから暫くしてですが、その歌詞に大きな衝撃を受けたのを今でも覚えています。


盗んだバイクで走りだす?校舎の裏煙草をふかして?夜の校舎窓ガラス壊してまわった?


周りに“不良”がいなかった私にとって、尾崎が歌う世界は未知の世界。とても刺激的で、あっと言う間に尾崎ワールドに引き込まれていきました。ただ、私には真似をする勇気はありませんでしたが。


今でもカラオケに行けば尾崎の歌は外せません。15の夜は勿論、17歳の地図、卒業、I LOVE YOU,OH MY LITTLE GIRL、シェリー・・・聞かされる側の迷惑も意に介さず、腹式呼吸で大熱唱です。


そんな私達世代の憧れの的だった尾崎が26歳の若さで逝ってしまったのは残念でなりません。


その死から早20年、“OZAKI20“では本人直筆の創作ノートやカセットテープに残された肉声、等身大の写真などが初公開されています。


中でも、青山学院高等部中退後に同級生達が開いた“中退記念パーティ”で、尾崎が涙を流しながらアカペラで歌った“街の風景”の音声が印象的でした。自主退学した尾崎が何を思って泣いたのでしょうか?


会場内では、私の入社前の1984年に読売テレビの“きんきTODAY”という番組で放送されたという、バナナホールでの尾崎の大阪初ライブを追いかけた貴重なドキュメンタリーも流れていました。


尾崎を追いかけていたのは何と、石黒新・元アナウンス部長!「このドキュメンタリーは石黒新記者の熱意により制作されました」のテロップも。当時、まだ有名でなかった頃の尾崎を追いかけた石黒さんの先見の明には驚きました。


気付けば2時間程いました。久しぶりに尾崎ワールドにどっぷり浸かれました。20年経った今でも心に沁み入ります。


帰りの車中、尾崎豊メドレーを大熱唱したのは言うまでもありません・・・。


メリークリスマス!!





日時: 2012年12月24日(月) |

アナウンサー