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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

野球界の宝:藤浪晋太郎がデビュー! ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

2013年プロ野球ペナントレース開幕シリーズへ行ってきました!




今回の業務は、
開幕前日の練習時に、和田豊監督と代表選手へのインタビュアーと、
開幕第3戦の中継のためです。





その開幕前日のナイター練習では、
第3戦先発予定の黄金ルーキー藤浪投手が、
念入りにマウンドの感触を確認しておりました。


29(金)の開幕戦では、新生猛虎打線が大爆発。
1番西岡3安打、2番大和4安打など、計17安打9得点でヤクルトに圧勝!
昨季全然打てなかった姿から脱却し、今年は違うぞ!というのを見せつけましたが…


2戦目は一転・・・
わずか3安打完封負け・・・
やはりいい投手からはなかなか打てません・・・
打線は水ものです・・・





1勝1敗で迎えた第3戦。
ytv史上初となる神宮球場からの中継。


しかも・・・


心配された天気もなんとかなり、
黄金ルーキー藤浪晋太郎投手の公式戦デビューの日を迎えました。
高卒ルーキーが開幕第3戦で初先発するのは、
ドラフト制度が導入されて以降、プロ野球史上最速とのこと。
(西武松坂や涌井でも開幕4戦目、楽天田中は5戦目)


この記録を塗り替えるために和田監督があえてこの日を指名したのかと思うくらい、
甲子園春夏連覇のスター:藤浪晋太郎公式戦デビューの舞台は整いました。


結果は6回105球3安打7三振4四球2失点(自責1)で
負け投手になってしまいまたが、
初回、味方のミスからの失点も最少失点で切り抜けたり、
連続四球で自ら招いたピンチも三者連続三振、
中盤以降の立ち直りや修正能力の高さなど、
とても18歳とは思えない落ち着きぶりでした。


そもそも開幕1軍にいるだけですごいことだし、
開幕シリーズで先発を任されるだけでもものすごいこと。
大学や社会人で経験を積んで即戦力として入団した投手でも、
初登板や初先発の時は、頭が真っ白になってバタバタするものです。





将来、間違いなく日本プロ野球界を背負って立つ18歳のデビューを
ひとめ見ようと集まったお客さまは約28000人。


大入り袋が出ました!


みんなで野球界の宝を温かく見守りましょうね!

投稿者: 尾山憲一 日時: 2013年04月01日(月) |

アナウンサー