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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

阪神快進撃の理由 ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

タイガースが開幕から快進撃を続けています。
5カード連続で勝ち越し、昨日も勝利して、早くも貯金が9…


『勝ちに不思議な勝ちはあっても、負けに不思議な負けはない』

現楽天監督の野村克也氏の格言ですが、
今の阪神には当てはまらないのでは?と思うくらい、勝利を続ける要素があります。

わかりやすい所をピックアップすると…まず下記をご覧下さい。
上段が‘阪神チーム勝敗’で、下段が‘阪神先発投手の勝敗’です。 

○○○/○○●/○○●/○○雨/●○○/○
○○○/○○●/○○●/○○雨/●ー○/○

右から3番目だけ中継ぎ投手に勝利がつきましたが、
いかに先発投手がしっかり投げれば勝利に直結するかがおわかり頂けると思います。

さらに、下記の星取表は何だと思いますか???
●●●/●●○/●●○/●●雨/○●●/●

これは、対戦相手の先発投手の勝敗です。
…と言うことは、打線が確実に相手先発投手から得点を奪い、
それを阪神の先発投手が最低5回まで守り抜き、
磐石の中継ぎ陣で逃げ切っているかがわかります。


岡田監督は、時に「野球は投手、いつも言うてるやん」と話しますが、
まさにその通り!!!

打線も走塁の意識が高まり、少ないチャンスで1点でも多く取るという姿勢が数多く見られます。

さらに、調子を落としている選手やミスした選手を、
他の選手がカバーし、目立ちにくくしている現状…

野球とは点取りゲームであり、点を与えなければ負けない競技。
そのどちらも実践できている今の阪神は強いはずです!!!

投稿者: 尾山憲一 日時: 2008年04月16日(水) |

アナウンサー