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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

ナンバ走りと野球の関係 ( プロ野球 ) > ( 他球団 ) 

昨日のブログ内で、
ナンバ走りは果たして野球の動きに直結するのか疑問だと書きましたが、
高野進氏の説明を受けたチーム関係者に話を聞いたところ、
走法そのものよりも、すべてに通ずる考え方なんだとわかりました。


説明しよ~う!(ヤッターマン風)


通常、我々が走ったり歩いたりするのは‘1軸’です。
モデルさんの歩き方を思い出して頂ければイメージできると思います。
頭の上から背骨を通って、1本の棒が入っているような感じで、
股関節をひねって両足を前へ出します。

しかし、ナンバ走り自体は、軸回転で言うと‘2軸’。
2軸ですので、両足を肩幅に開いたその足が軸になります。
両ひざをそのまますり足チックに前へ出すイメージです。

そうすることで、余計な力が入らず、小さな力で一歩という同じ結果を生むわけです。
これを効率というのかはわかりませんが、高野氏は『形』と話したそうです。

能動的な筋肉の使い方が‘力’、受動的な筋肉の使い方は‘形’
形が出来ていれば、力まなくても効果は一緒、いやそれ以上…


例えば、走り方だけではなく、野球では打撃・投球、
一般レベルですと愛好者が多いゴルフのスイングも同じです。
力んでも必ず遠くへ飛ぶかと言えば、ほぼ逆になりますよね…(悲)


話は戻って、走り方ですが、
前傾姿勢のまま、体をさらに前へ倒します。
人は倒れないようにと間違いなくどちらかの足を一歩前へ出します。
その状態が理想のようですよ。

後ろへ蹴るのではなく、そこに跳ねるような感覚が加われば、
力まず・力が正常に伝達する走り方になると言うことです。



説明を受けた時は、妙に納得したのですが、
ん~文章にすると難しい…



とりあえず、我々の生活においても、何か通ずることであるのは間違いありません。
正しい形(基本)は大切だと言うことですわ。

投稿者: 尾山憲一 日時: 2008年02月07日(木) |

アナウンサー