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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

成人とは…人に成る? ( よもやま話 ) 

ハッピーマンデーのため、本日1月14日が今年の成人の日です。

ずっと成人の日は1・15だった私は未だにピンときません…

そう言えば、1・15が祝日だった時は、ラグビーの日本選手権決勝があったような…


皆さん、成人式にも色々な思い出がおありでしょうね。

今から遡ること17年前…
私も地元の成人式に出席したのですが…
その日に限って、体調不良の極みで、胃の痛みにもがき苦しむ式典でした。

懐かしい顔ぶれとの再開にも笑顔すらなく、式典終了後は病院へ直行でした…


さて、毎年、各地の成人式の様子が情報番組で取り上げられていますね。

こういった愚行をする新成人はごく一部とはいえ、
日本の伝統でもある‘恥の美学’はどこへいったのでしょうね?

あ~恥ずかしいったらありゃしない…


でも、今朝8時からの‘スッキリ’で紹介していたある成人式は一風変わった様相。
ここまで育てた「親から新成人へ」これまでの想いを手紙にして披露すると言うもの。

ボケ~っと見ていたので、どこの成人式か見逃してしまいましたが、
取り上げられていたのが、3つ子のご両親…
20年前は多胎児出産はリスクが高く、授かった時は喜びと同時に不安も多かったとのこと。

私も双子の親として、3つ子ほどの大変さはないものの、
同じ気持ちになったことを思い出しました。


無事に世に出てきた子供達の20歳の成人の日に、ご両親は涙・涙・涙…

その手紙の中での一節
「成人とは人に成ること。
今までは私たちの子供でしたが、これからは、社会の役に立つ人間になって下さい…」


形式ばった‘新成人の誓い’より、よっぽど新成人の心に響くセレモニーですね。

投稿者: 尾山憲一 日時: 2008年01月14日(月) |

アナウンサー