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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

打線が借りを返し始めています! ( スポーツ ) > ( 他スポーツ ) 

ここ数日、角界では横綱朝青龍問題で揺れていますね…

2場所出場停止に、減俸と、
日本相撲協会が下した処分は、一見厳しそうに見えます。

しかし、1人横綱だった朝青龍を甘やかしたツケとも言える今回の騒動
以前から、ずっと言動で物議を醸していました。

異国から留学し、横綱まで上り詰めた朝青龍は、
残念ながら、ただ‘強い’だけの横綱だったのでしょう。

風格と品格がきちんと備わっていれば…
甘やかさずに、ちゃんと相撲道や品格を叩き込んでいれば…
このような想像力不足な事態には決してならなかったはずです。

以前、大相撲トーナメントのパンフレットに掲載するために、
一緒に対談させて頂いたからこそ、残念でならない…



この一件を、会社・企業に当てはめれば…
ただ‘儲ける’だけで、社会への還元や正しい理念がないのと同じ。

一流企業である証は、社会に恥ずかしくない姿勢であり、
『目先のお金を追う物は、最後にはお金に逃げられる』
と、ある会社経営者の方から伺いました。

とても深い話でした…


さて、深いと言えば…

この所の阪神、夏の長期ロードに出ても、快進撃は止まらず、
春先に苦汁ををなめさせられた広島に対し、連勝スタート!

若い選手に加え、ケガと不振のためファームで汗を流した濱中も
1軍に帰ってきて、いきなりのホームラン!!
交流戦までは、投手陣に大きな貸しを作った打線が、
この大事な夏場に来てつながり始めています!!!

岡田監督は、一貫して「個人の力を上げることが重要」と話しています。
この夏場に来て、ようやく‘個人の力’が結集し始めている気がします。

およそ半年のペナントレース、最初は相手の力を確かめるべく、
土俵際まで追われましたが、岡田監督は常日頃言っているように、

『勝負は8月・9月』
が、現実のものになってきました。


これまでの戦い方では、各方面から色々意見を言われた今年の阪神。
しかし、‘目先の勝利’よりも、自身の‘信念’を貫いた岡田監督。
その‘信念’が、少しずつ実を結ぼうとしています。


横綱たる者は‘ただ○○’なだけではアカンのです。
‘武士道’‘サムライスピリッツ’たる‘美学’が必要なのですわ~


追伸
本日、我が社の新人:吉田奈央アナウンサーが
ニュースデビューを果たしました!

終わってから、涙を流していた吉田アナ。
その‘涙’を一生忘れることなく、大きく羽ばたいて欲しいものです。

吉田アナに一言

「おめでとう!これからも色々な事があると思うけど、
アナウンサーとしての‘信念’をしっかり持って、頑張ってなぁ~
我々は決して‘タレント’じゃないからね」


なお、明日より数日間、当ブログはお休みを頂戴します…

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月05日(日) |

アナウンサー