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尾山憲一(ytvアナウンサー)『スポ根劇場尾山の大将』

やっぱり赤星やねぇ~ ( プロ野球 ) > ( 阪神 ) 

中日に連敗した後、今日も勝って、広島に連勝!

特に、この連勝は先発の杉山・能見(プロ初完封)が好投し、
岡田監督も試合後の会見では、安堵の笑顔が絶えなかった。

今年は「JFK」揃い踏みでの勝利がほとんどだけに、
今日の能見の完封は、5・19の杉山に次いで2人目でもある。

6連戦が続いている日程上、1試合を1人で投げ抜いた能見は、
値千金の働きとも言えるでしょうね。

気がつけば、防御率もリーグトップの数字。
阪神の快進撃は投手陣の頑張りが支えている。

打つ方は、今日の試合では、春先に苦しめられた
ナックルボーラー:フェルナンデスを攻略し、11安打6得点
ここ数試合、少々湿っていた打線も息を吹き返した感がある。

そんな中、野手で1人だけ無安打の選手がいた

レッドスター:赤星

しかし、私の目には、このノーヒットの赤星選手こそヒーローに写った

この日の5打席の結果は、3四球1死球と併殺崩れ

すべて1塁の塁上に立ち、3盗塁に成功!!!
(そのうちの1回は、警戒したバッテリーが意図的に外しながら成功)

やっぱり赤星選手がダイヤモンドを駆け回るとチームに活気が生まれ、
勢いづくことが改めて証明された


頚椎の椎間板ヘルニアを抱え、満身創痍の今シーズンだが、
だからこそ、何とかの想いで戦い続けるレッドスター。

打率も、ここにきて3割を大きく超え、ベスト10入り

打撃好調の秘訣?
28日の阪神広島戦中継で、皆様にお伝えします。

試合後、ユニフォームがアンツーカーで真っ茶になっていた赤星選手に

『勝手ながら、私の中では、ヒーローだよ』 
と伝えたら…

『僕もそうかと思ったけど、甘くないっすね…』
と冗談交じりに答えてくれた。

疲労感たっぷりの表情の中にも、きらりと光る笑顔が印象的だった

投稿者: 尾山憲一 日時: 2007年08月18日(土) |

アナウンサー