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野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

徒然なる「橋下市長」が、途中で辞めるのかどうかの…

続いて、


橋下市長が、「市長をやめて、次の選挙に出るのか?出ないのか?」問題。 

ついついここまで、大事なことを言いそびれてきましたが… 

個人的見解・分析という大前提は、
いつもの如く先に断った上で、

結論からすると、
「当然、市長辞めて、出るでしょう」と思っております。

その是非は、
人によって分かれるでしょうね。 


いや、「筋」論で言うところの「是非」は、
むしろ、
大きく「非」に傾くかもしれません。 


ただ、最終的には、
「それを是としたのか?非としたのか?」は、
選挙結果でのみジャッジされることになりますし、

橋下さんも、そう主張するでしょう。

大阪市長になってからの「スピード感」については、
誰しも認めざるを得ませんし、

この半年ちょっとで、
「フツウの市長が4年でもできないことをやった」という本人の回顧については、

一定、認めざるを得ないでしょう。


もちろん断っておきますが、

「そのスピード感によって、
大阪が、劇的に良くなったのかどうか?」は、
全くの別問題ですし、


「そもそも、その政策群が、
果たして、良策だったのか愚策だったのか?」についても、

歴史の評価を待たなければならないでしょう。 


これは、大前提です。


本人は恐らく市長を辞める際、

「これ以上は、市長として着手し結果を出すには、限界がある。
国の方を変えないと、どうしようもない」と、言うでしょう。

そしてそれはまた、
一定、いや、かなりの部分、真理でもあります。


巨大政令指定都市・大阪市を分割して、
いくつかの基礎自治体にしてしまった上で、
それぞれの基礎自治体(特別区なり市なり)の自治、区政、市政が
良くなるとか悪くなるとか、
住みやすいとか、住みにくいとか、

そういうレベルの話でいいのであれば、
特に「国」に波及させる必要はないんですが…


巨大都市大阪を、
ひいては関西を、
何とかしよう。

この地盤沈下、
関西の景気全体を、
なんとかしなければ! 

西成の生活保護行政もあるし… 


という、
そのレベルの問題であれば、

もはやこれは、
大阪市長・知事ポスト・府市議会過半数を独占したとしても、
出来ることは、限られています。


要するに、

「大阪市を良くする」ことだけに焦点を絞ったとしても、
国のほうでやらなければどうにもならないことが山ほどあるわけですし、

「大阪市を良くする」ためだとしても、
「大阪市長にこだわる」よりも、「国政の方でも一定勢力を持って…」という思考回路に、
当然なるわけであります…


でもって恐らく本人も、
「市長を辞める」理由として、そういうことを言うでしょうし、

この理屈自体は、決して、
無理からな理屈では、ないと思います。 


念の為断りますが、

「でもって、橋下さんが国政で勢力を持ったとして、
国や関西を実際に良くできるのか?」は、
全く別問題であります。

まあとにかく、
大阪や関西を良くしようと思ったとしても、
国政がしっかり動いてくれないと、な~~~んにも出来ないというのは、

これは、全くもって間違いのない
「真理」であります。

これは、間違いなく言えます。

ところが、「国の課題」は、
「関西」だけでは、ないんです。


いや、それどころか、

「緊急課題」としての優先順位は、
関西や大阪は、低~~いでしょう。

なにせ、日本中を見渡せば、
関西どころでない疲弊しきっている地域は、ごまんとありますし…

かくして、国動かなければ、
関西や大阪の地盤沈下は止まらない。

が、

国からすれば、
関西や大阪の為に動く気は
さらさらない。

という状況があり、

関西全体の「不満」は、
たまりにたまっているのであります。

どんな受け皿でもそこにあれば、飛びつきたい空気が、
充満しているんであります…

と話がそれましたが、

そんなようなことで、
橋下さんが大阪市長をやめて国政に出るのは、確定的だと、
個人的には思っております。


解散の時期が遅れれば遅れるほど、
辞める「大義名分」も、立ちやすくなります。

(さすがに3月解散してれば、辞められなかったと思いますが…)


確かに今市長を辞めるとなると、
「市政改革の命運握る」とまでいわれる公募区長も
まだ就任したばかりだし、

かなり、「投げ出し感」は強いかもしれません。

あとは、

それを捨ててでもなお国政に出ることで、
大阪にこんなメリットがもたらせる、という、
天秤の話になるんでしょうね。


市民に対して説得力のある説明ができ、
市民(W選挙を経た府民も)が、

その「天びん」の理屈を受け容れることができるかどうか?? 


結果は、
選挙によってしか示されないわけですし、

要するに、

「選挙で勝てる」と橋下さんがふめば、
市長は辞めるだろうということです。

投稿者: 野村明大 日時: 2012年08月25日(土) |

アナウンサー