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野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

徒然なる「一極集中」を考える…

消費税の地方税化。

実際に出来るかどうか?
出来た時に全てが解決するのか?

その辺りはさておき、
面白く本質的な問題提起であることは、
間違いない。

なにせ今は、
一極集中が進みすぎている。

いびつでマイナス面が多いのに、
この解消に、永田町・霞が関が本気で取り組もうとしない。

なぜなら、
永田町・霞が関の住人が、
一極集中の不利益・いびつさを、全く実感していないからだ。

想像力不足。


俯瞰で日本全体を見るべき人達が、
単なるビッグシティ東京の
便利な生活の一享受者という視点に成り下がっている。

情けないがこれが現状。


たとえば、
福島・東北の皆さんのことを本気で感じ、
本気で何が必要かを知ろうと思えば、
そこに住むのが一番だ。

国会議員や官僚が、
福島や東北に住んでみれば、
復興なんて、一発で進む。

当事者意識を持つ想像力に欠けているなら、
ムリヤリ当事者意識を持たせるしかない。


関東圏と関西圏。
人口比は、実は、実際の格差ほど、開いていない。

関西は、巨大な人口を擁しています。

ただ、有力な企業、儲けている企業、キーとなる企業が、
軒並み、関東圏に流出していることが、
関西の地盤沈下、東京一極集中という現象。

法人税や固定資産税は、ごっそり持ち逃げされる。

権限が集まる。
その権限にすり寄る財界が集まる。
財界の財力をあてにする二次、三次の民間が集まる。

その利益を一身に受けるのが東京。
その不利益を一身に被るのが東京以外。

真剣にこの状態の解消を考えなければ、変えられるはずなど、ありません。

東京在住の多くの一般の方は、
便利で快適で豊かな生活を享受している。

いちいち、その仕組みを変えようなどと、
思うわけもない。

まあそれはそれでいいのですが、
問題は、
本来、真剣にその問題点を考えなければいけない立場の人達までもが、
その程度の近視眼的思考で停止してしまっていること。


消費税で格差が広がる? 
これは、本当に、バカ言っちゃいけませんよ、の世界ですね。 

勉強不足も甚だしい。 

固定資産税や法人税の方が、
理不尽な格差につながります。 

ただ、財務官僚も今や、
近視眼的一住人レベルの人が多いんでしょうからね。

手放そうとするわけがないでしょうね。


まあ簡単な話。
財務省を関西に設置すれば、地方分権は劇的に進むと思います。

まあ、起こり得ない話ですが。笑 

関空のこといろいろ取材していた時
痛烈に思いましたが、

国交省のお役人だって、
関空のことなんて、な~~~んにも真剣に考えていないんですから!!

成田や羽田のことは真剣に考えても、
関空のことなんて、ほったらかしですよ!
本当にびっくりするくらい。


莫大な借金を抱えて、
お先真っ暗だった関空。

よく伊丹と経営統合なんて
驚天動地の話が進んだと思います。

橋下さんの知事・市長時代通じて、
いろんなことを手がけ、毀誉褒貶ありますが、

実は、この4年半で一番大きな成果は、
「関空・伊丹の経営統合」を実現へ導いたことなのではないかと、
実は私は思っています。

この点については、間違いなく大きな功績でしょう。


話がそれましたが、

要するに、今回、一番言いたいのは、
永田町・霞が関の住人達よ! もっと当事者意識を持て!!! 
ということです。 


今の「トホホぶり」の95%は、
その意識の欠落によるものでしょう。 

でも、それが一番難しいことなのでしょうが…

投稿者: 野村明大 日時: 2012年07月07日(土) |

アナウンサー