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野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

徒然なる「槇尾川ダム」&橋下知事の話は…

ダム&橋下知事、、、、の話は

「マニアック」な話だと、個人的には思っているのですが、


かといって、

ナニゲに、やたらと、

「注目度」が高い、、、、ようですので、、、、、


私が思っていることを、

書きます。


まず、

私の、


現在の心境から。


私は、


「槇尾川ダム」については、


最初に表明しておきますが、


「造れば良い」と

思っております。

現時点では。。。。。本気で。。。。


どうぞ、

あの場所で、

従来型の「シミュレーション」で、

「費用対効果」を数値化してはじきやすい、という理由でもって、


造られれば良いと、

思っております。

1時間80ミリの大雨が降ったときに、


川の「一番危険」とされる場所で、

15センチほど水位が下がって、

「水位」が、

堤防のてっぺんより「結構下」から、


堤防のてっぺんより「結構下」から「15センチほど下」に

なるのですから。。。

やられたら良いと

思います。

間違ってはいけないのは、


槇尾川ダムを造ったからといって、


大雨が降った際の

流域住民の「安全性」が

「確実に、保障される」ように、なるわけでもなんでもありませんが、、、、、

それはそれ、


造れば良いと、

思います。

そのかわり、

知事に要求したいことは、

二つ。です。


「造ったからといって、

 『安全』になるわけでない」ことを、

明確に、住民に対し、

説明すること。


(本当に、命を守りたいなら、

 これは、本当に、本当に、大事なことです!)

もうひとつは、

時間雨量80ミリの大雨に対しては、

「15センチくらい」下がります!


時間雨量100ミリの大雨に対しては、

「ダムが効かなくなって、終わりです。

 だって、それ、『超過洪水』ですから…」


という

「逃げ」の言い訳は、

金輪際、「一切」、通用しない!


という覚悟を、持っていただきたい、ということ。

時間雨量90ミリ、100ミリ、110ミリ、120ミリに対して、


どういう対策をとり、

どういう風に「命を守る」アクションをとるのか、


絶対に、

ここは、

明確に、していただきたい。


そうでないなら、

「治水目標を65ミリ」としながら、

80ミリ、90ミリのことを『気にした』、、、、理由が、、、、、たちません。。。。


(そもそも、「80ミリ」「90ミリ」については、

 「ダム」が「脱ダム」より「効く」という前提自体が、


 そもそも成り立っていない、という話は、

 もう何度も、

 別エントリで述べていますので、

 今エントリでは、

 敢えて、割愛しますが。。。。)

「治水目標」を「65ミリ」と定めながら、

なぜか、

「65ミリの大雨」に対する「効果」「費用」を

最重視せず、

80ミリ、90ミリに対する「効果」を重視し、

(しかも、そもそも、その「効果」自体が、

 委員会の中で、まだ意見が分かれていて、

 コンセンサスに至っていない。 恐らく永遠に「至らない」…)

なぜか、

「100ミリ」「110ミリ」への「効果」検証については、

一切なし。。。。

いやいや、、、


これが、


「治水目標」「80ミリ」か「90ミリ」なのなら、

何の文句も、、、、ないのですがね。。。。。


「治水目標65ミリ」で、

こういうことを、まかり通らせてしまうのなら、


80ミリ、90ミリ、だけでなく、


100ミリ、110ミリの雨のときに、


どのように、府民国民の「いのち」を守るのか??

確たる指針があって、然るべきだと、

思いますので。。。。

当たり前の話です。。。。

先日の「奄美」の大雨は、

時間雨量130ミリと、言われています。。。。

現実に降る雨が、

「80ミリ」「90ミリ」マックスなのなら、

こうはいいませんが、、、、


現実には、


100ミリでも、110ミリでも、120ミリでも、

降るわけで、、、、、


だから、

「65ミリ」で、

区切っている、、、わけで、、、、、

それを、

「都合よく」

「80ミリ」対応前提で、

効果があるだないだを論じて、

最終結論を出す以上は、


とことん、、、


現実に、

「起こり得る」全ての雨に対する「覚悟」を、

示すべきです。。。当たり前です。。。

雨は、

80ミリ、90ミリで、


人間に都合よく、


止まっては、、、、くれません。。。。


さてさて、


話は、、、、それました。。。。


私は、

もろもろの

この川に関する「議論」を、

真剣に聞き続けてきて、


この川は、

「時間雨量50ミリ」対応に

すべきだと


感じていました。

無尽蔵に、

大阪府に、

「治水予算」があるのなら、、、別ですが、、、、、

本当に、本当に、危険な川だって、

山ほど、別に、

残っているんです。。。。


そういった川で、

整備が、

まだ十分に、

整っていないところも、、、、


あるいは、


一度は整備したものの、

「維持管理」が十分でないところも。。。。。


そういったところが、


何十も何百も、残っているのに、、、、、、


このレベルの川に対して、

「時間雨量50ミリ」でなく、


「時間雨量65ミリ」対応を

ほどこそうとする、、、、


このことをもって、

もはや、

「断末魔的狂気」だと、


そもそも、個人的には、考えていましたが、、、、、、

(そして、そのことは、

 委員会の場でも、

 公開の『質問』として

 委員に対し、投げかけさせていただきましたが…)

それでもなお、


もともと、

「一律に80ミリ対応」


だった


ナンセンスな大阪府河川室の「基準」を、


それでもなお、

「65ミリ」「手戻りあってもOK」に

改善しようとした、、、、

そんな橋下知事の

「真っ当な判断」に、

ここまで、エールを、送ってきたのですが、、、、、

もはや、

「やっぱり、80だ90だ」と

言い出した、、、、

(しかも、何度もいいますが、

 80,90ミリに対しての「ダム案」と「脱ダム案」の

 「効き方」の優劣は、


 まったく、決着が、ついてないんですよ!!)


もう、その時点で、

呆れて、ものが、言えません。。。。

「だったら、65じゃなくて、

 80といえよ! 80と!!」

としか、


いうコトバが、、、、見つかりません。。。。苦笑

まあ、それでも、


80にするなら、

勝手に80対応にされて、


財源が苦しくなって、

きゅうきゅうになって、、、、

本当に大事な「治水」も「維持管理」もできず、


治水以外の施策もできず、、、、

20年後30年後には、

「こんなダム、いらなかった。

 GOサインを出したのは、橋下さん」と言われ、、、、


まあ、


甘んじて、

そういう立場に、自ら信念を持って、飛び込まれれば良いと

心から、思いますが、、、、、

当初、書こうと思っていた話から、

どんどんずれていっているので、

いったん、、、仕切りなおしますが、、、、笑

私が書きたかったのは、


こんなことでは、、、、ありませんでした。。。。。。笑

投稿者: 野村明大 日時: 2010年11月12日(金) |

アナウンサー