Top

野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

徒然なる「ダム問題」堤防補強の件・補足

前エントリで述べました

「堤防補強」の件。


これ、

誤解されている方がいたら困りますので

改めて書いておきますが、


いわば「サービス」の部分、ですからね。


「+α」と言い換えることも、できます。

つまり、

ハイウォーターレベルのラインを

1mmでも越えたら

「破堤」


という条件を、

「おかしい」とはわかっていても、


「でも、国の基準で決められているのだったら、仕方ないのでは?」

と思われる方向けに、

改めて、書いております。

それは、そうなんです。

おっしゃるとおり。


「国の基準」を決められている部分に関しては、


どれだけおかしくても、

守らないわけには、いきません。


ですから、

そこの部分は、

既に、クリアしております。


なんでしたら、

そもそも、


「50ミリ対応」でもいいはずですが、

これまた大阪府独自の「上乗せサービス」で、

65ミリ対応も、クリアする、


その条件下での話です。


65ミリを越えて、

それでもなおかつ、


80ミリとか、100ミリとか、200ミリの大雨が降った際のことも、

やはり、

住民の命を、

少しでも守る確率を高めるためには、

「国で決められている基準」以上のサービスになっても、

やりましょうと!

さて、その段階になって、


もう、「国の基準」「責任論」からは、解き放たれた段階になって、


まだ、

「非現実的な国の基準」に、引っ張られますか?

という、話です。

本来は、


「非現実的な基準」そのものを、

変えないといけないわけです。

本当は、これこそが、急がれるべき作業でしたが、

残念ながら、

自民党政権下では、

全く、進みませんでした。。。。


民主党政権下で、

前原大臣が、威勢良く、「ダムに頼らない」と宣言され、


地元と派手に対立して、注目はされましたが、

今年になって出てきた

「新しい治水」の国交省の方針たるや、

あきれるほど「骨抜き」で、


苦笑しました。。


治水政策のみならず、

全てにおいてそうですが、

全く、期待ほどに、「改革」が進まないことに、


多くの国民が、あきれていると思います。。

そんな中、

大阪府が、

どうするか?という話です。

治水以外については、

国基準の「ばかばかしい基準」を、

正面切って批判し、

「住民の立場」に立って、

その「基準」の裏をどんどん突いていこうという

積極的な姿勢を見せる橋下知事が、

この「ダム」の問題については、

整理しきれていないのか、、

なにか裏であるのか、、

別の思惑があるのか、、

理由は分からないのですが、

煮え切らない部分が、

目に付くのです。


「国の基準」「責任」を持ち出さなくてもいい場面で持ち出すのは、

わかっていないのか。。。。


それとも。。。。


私が安心しているのは、

河川整備委員会の委員長が、

「そこは、責任論からは、既に、解き放たれている部分」と

明確に、認識し、発言していらっしゃること。。 

です。。。。

投稿者: 野村明大 日時: 2010年10月14日(木) | コメント (1)

コメント

ふむふむ・・・なるほど。

やはりといいますか・・・
結局のところ、野村さんが最初から言われているとおり
「橋下知事の決断」にかかっているわけですね。

ちょっと安心しました。

投稿者: (・e・) 日時:2010年10月14日(木) at 14:15

アナウンサー