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野村明大(ytvアナウンサー)『野村明大の徒然なる道』

イラ「菅」本領発揮!?

何なんだ!!? これは??

菅首相の

「ぶら下がり」映像を見た、

第一印象です。

「素人」です。。。。。テレビ出演の。。。。。。

「政治家なんだから、

 テレビに露出する際、〝素人〟でもしょうがない。。。」

擁護(ようご)する向きも

あるかもしれませんが、、、、、

私は、そうは考えません。。


メディア対応、、、、

(新聞に対してもテレビに対しても)

は、

政治家の「最重要業務」の一つだと考えます。

ましてや、

総理大臣です。。。。。

テレビ(新聞も)への対応は、

最高級に「玄人(くろうと)」でなければ、

務まりません。

でないと、

どうやって、


多くの国民に、

自分の「意思」「意図」を、伝えるのでしょうか!?

ここ何代かの首相は、

ここの部分の「力」が、


結局、命取りになった部分が、多かったと思います。。。


首相になるまで、


厳しいメディアや世論の攻撃にさらされず、


頂点にのぼりつめてしまった人が多かったことも一因かもしれないと


個人的には、分析しています。。。


菅首相は、その点、、、

「修羅場」を多くかいくぐってきている、、、、、


良い意味での「玄人」ぶりを、存分に、発揮してくれると、

期待していたのですが、、、、、


「クレバー」との評を一身に集める菅首相のことですから、

今回の「問答」を

自ら、何度も振り返って、

「修正」をしてくれるものと、期待していますが、、、、、、


少なくとも、

今回、


「イラ菅」をキレさせた「記者の質問」に、


「落ち度」はなかったというのが、

私個人の印象です。


皆が聞きたいことであり、


どう答えるかによって、

「新首相」の器量を測りたい「問答」です。。。。

残念ながら、

今回の「問答」からは、

「日本国の総理大臣」=「我々の代表」として

誇らしい!!

と思えるものは、見出せなかった、、、、というのが、

私個人の印象です。。

鋭い質問もすれば、

ばかげた質問もするのが、

メディアです。


そして、メディアの向こう側には、

1億人超の「国民」がいます。

選挙区で、

目の前の有権者が、


少々とんちんかんな質問をしたからといって、

ああいう答え方を、するのでしょうか??


一票のために、

丁寧な説明を、心がけるのではないでしょうか??

首相たるもの、

もっと、どっしり、構えるべきです。

大阪府庁にて、

橋下知事を毎日取材している、私自身の印象を申し上げるならば、、、、、

橋下知事は、

政策一つ一つの「是非」に、議論の分かれるところは多くあれど、


メディア対応に関しては、


どの大臣よりも、どの政治家よりも、

圧倒的に、長けていると思います。。。。。


とにかく、


どんなに長くかかっても、、、、、


どんなに下らなく見える質問に対しても、、、、、

まずは「真摯」に、応えます。。

政治家としては「当たり前」のことですが、


「当たり前」のことができないほとんどの政治家は、

もっと、橋下知事を、見習うべきだと考えます。

投稿者: 野村明大 日時: 2010年06月12日(土) |

アナウンサー