セパ交流戦終了! その①

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2005年から始まり13年目を迎えたセパ交流戦も昨日で終了。
一昨年(15年)から各3試合計18試合制とマイナーチェンジしております。


チームでは、ソフトバンクが交流戦3年連続最高勝率。
全体では僅差ではありましたが 【セリーグ51勝・パリーグ56勝・1分け】
と、今年もパリーグが上回りました。


毎年感じます・・・
毎年思います・・・
【パリーグの強さはなんなんだ???】


今年、私なりの結論が出ました。
異論反論あるでしょうが、以下、お付き合い下さい。
ポイントは3点です。


①投打ともに直球
②結果を恐れない
③DH制


まず①から。
パリーグの打者のスイングって、
主力だろうが駆け出しの若手だろうがみんな気持ちいいくらい鋭いんです。
かつては、練習量の差ではないか?と思っていましたが、
セリーグの選手も皆同じくらい練習しているはずです。

では、なぜここまで差がでるのか???

きっと【意識】の差ではないかと。。。

パリーグ野球の質を考えると、
投手が直球中心(しかも強く速い)で、ストライクゾーンで勝負する傾向にあります。
対して、セリーグの野球はボールゾーンを上手く使って、変化球で打ち取る傾向を感じます。
(注:すべてがそうではありません...)

なので、相手投手をイメージしてするスイングでも、きっと
パ打者は 『あの投手の150キロ超えの直球に振り負けないスイングを』
セ打者は 『あの投手の直球を待ちながら、変化球で崩された時にどう対応しようかと』
ですから、セ打者には直球待ちの変化球打ちが上手い打者は多いのですが、
直球を見事に打ち返す打者は少ないように感じます。


入社以来、ご指導頂いている阪神ひと筋19年:現OB会会長の川藤幸三さんは
「投手も打者も基本は直球やろ!」
といつもおっしゃいます。


投手は直球を磨き、直球に自信を持ち、直球で勝負する
打者は直球を振り負けないスイングで、相手投手の直球に照準を絞り、直球打ちで勝負する


パリーグの野球を見ていると、そんな基本と言うか原点というか、
まずは当たり前のことを忠実に体現しているように感じます。
やはり、基本あっての応用ですから。


長くなるので、②と③については続きの『その②』で綴ろうと思います。