空回り育休日記24

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【育児休暇を取得しました】
 
 
アイロンは苦手です。
 
 
育休中は、洗濯は私の担当でした。
洗濯機もあるし、たたんだり、片づけは長女も手伝ってくれます。
洗濯は大丈夫だ!と思っていました。
が、これが甘い考えでした。
 
 
私の前に立ちふさがったのが
アイロンです。
 
 
長女の幼稚園は制服でシャツを着ます。
毎日洗濯して、そのあとアイロンがけが必要です。
私もシャツを着ます。こちらもアイロンが待っています。
 
 
いままで、妻がリビングでアイロンがけしているのを
『あ~今日もやっているな。』と、横目で見ていました。
 
 
ある日の夜。
 
 
妻も赤ちゃんも長女も寝た後、初のアイロンがけに挑戦です。
しかし、ここでパニック!
 
 
『温度の調整があるけど、シャツは何度に設定すればいいの?』
『水を入れるところがあるけど、入れるの?入れないの?』
『そういえば、妻は何かをスプレーしてからアイロンしていたけど、あれは何?』
『アイロン台が、どこにあるかわからない?』
『そもそも、どうやってアイロンかけるの?』
 
 
 
妻は寝ています、いま尋ねると起こしてしまいます。
でも、本当にどうしていいかわからず、
そ~と妻と赤ちゃんが寝る部屋の扉をあけました。
 
 
私 『寝てるとこごめん、アイロンのかけ方おしえて。』
妻 『・・・なに?もうこっちは寝てるの。』
私 『いや、アイロンのかけかたが・・・』
妻 『明日の朝ね(怒)』
私 『はい』

 
 
そうして、翌日は1時間早く起きて、妻からレクチャーを受け、もう一度挑戦です。
でも、時間がかかります。
不器用な私は、しわを伸ばすのも下手でした。
 
 
私 『あ~どうしよう・・・難しすぎる。』
妻 『あのさ、アイロン無理ならクリーニングは? 100円ちょっとできれいに仕上げてくれるよ。』
私 『いますぐ出してくる!』

 
 
無理なら頼む。頑張りすぎない
クリーニングがあることで、すこし家事が楽になったのでした。
 
 
ふと思いました。
これまで妻はクリーニングにシャツを出していません。
 
 
私 『なんでクリーニング出さないで、自分でアイロンしていたの?』
妻 『だって、毎回出していたらお金かかるし、これが私の仕事でしょ。』
私 『ありがとう・・・』

 
 
これまで当たり前だった、しわの伸びたシャツ。
仕事が始まった今、感謝の思いでシャツを着られる喜びを感じるのでした。
 
 
続く