空回り育休日記16

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【育児休暇を取得しました】
 
育児休暇は反省の毎日でした。
 
 
子供がこちらの思うとおりに動いてくれないときは
イライラから、長女に厳しく言い過ぎてしまうこともありました。
 
 
長女もお母さんに甘えたい盛りの4歳です。
でも妻は体調がわるく、寝込んでいます。
 
 
私にしか頼れませんし、甘えられません。
その私も家事に追われているのです。
 
 
私 『ごめん、ゴハンまで一人で遊んでいてね。』
娘 『いやだ、お父さん一緒に遊ぼうよ。』
私 『いま忙しいから無理だよ。見てわかるでしょう、ゴハン作ってるの』
娘 『いやだ、寂しいから遊んでよ』
私 『こんなに言っているのに分からないの!』
娘 『(涙を浮かべてじっとこらえる)』
私 『・・・ごめん』
 
 
 
遊びたい盛りの4歳です。
どんなに忙しいと説明しても、それは親である私の都合です。
小さい子に、その都合を押し付けるのは酷だと思いました。
でも、それ以外にどうしていいかわからないのです。
長女に厳しくあたり、強い言葉で責めたことを後悔する日が続きました。
 
 
長女の寝る前のお楽しみ、それは絵本の読み聞かせです。
いつもは夜8時に寝ます。
育休前、家にいるときは、私が絵本を読んで聞かせていました。
 
 
育休中は毎日家にいるから、絵本も毎晩読んであげられると思っていました。
 
 
ところが、妻の体調が悪く寝込んでいましたので
長女の夕食、入浴、歯磨き、翌日の準備は私がやります。
気が付くと、すでに寝る時間を過ぎています。
 
 
娘 『ねぇ、絵本読んでよ』
私 『だめだよ、もう8時半だよ』
娘 『最近、絵本読んでくれてないじゃん』
私 『仕方ないでしょ、後片付けや準備が忙しいんだから』
娘 『つまらないよ...』
私 『・・・』

 
 
絵本を読んであげられない日が続きました。
 
 
これまでは、妻が食事の片づけや、翌日の幼稚園の準備をしてくれていたから
読み聞かせの時間を作る事ができていたのです。
 
 
普段より、子供といる時間が長いはずなのに
普段より、子供との距離が遠い。
 
  
 
複雑な気持ちが私の中に芽生え始めました。
私がもっと手際よく家事ができたら
もっと、子供に寄り添えたら、もっと余裕があれば。
 
 
不甲斐ない自分が悔しく、辛い時間が続きました。
 
 
続く