2005.10.10(月)OA
「Karte:44 ピノコ誕生」
早く帰るというピノコとの約束を破って夜遅くに帰宅したB・Jは料理やケーキ、メモ書きを見て、ピノコの誕生日だった事に気付く。そして、B・Jは初めてピノコが家にやってきた日の事を回想する。4年前の夜、ある患者の主治医から電話で手術の依頼を受けるB・J。主治医は一刻を争うため、すぐにB・J邸に向かうという。数時間後、横倍病院の可仁博士が女性患者を連れて現れる。患者の顔には身元を隠す仮面がつけられていた。

B・Jはカルテを一瞥後、患者の腹部にある大きい腫瘍に目を止める。それは畸形嚢腫で、双子が生まれるはずが1人は形にならず、その一部がもう1人の身体の中に包まれたまま生まれてきたという。そして、可仁は嚢腫の呪いのため、いつも手術は中止になると告白。嚢腫を切ろうとすると、医師たちがおかしくなるというのだ。

B・Jは5千万円を要求して手術を開始するが、患部にメスを近付けると激しいショックに襲われる。そして「キルナ!」という声が聞こえ、腫瘍は不思議な光を放ち始める。B・Jは腫瘍に向かって助けると約束し、手術の邪魔をさせないようにする。さらにB・Jは麻酔薬を注入して腫瘍を眠らせると、たくさんの臓器を取り出して培養液の中に漬ける。

翌朝、腫瘍に対して嫌悪感を露にする患者に対し、B・Jは不信感を覚える。この後、可仁と患者が出て行くと、B・Jは人工的な器具をあてがいながら内臓を繋ぎ合わせていく。B・Jは腫瘍を1人の少女に生まれ変わらせ、育てる事を決意。B・Jはピノキオの本を見て、少女をピノコと名付ける。それからB・Jが見守る中、ピノコは立ったり、歩いたりする訓練を始める。そして1年後、仮面をつけた患者が最後の診察にやってくる…。


ブラック・ジャック:大塚明夫
ピノコ:水谷優子
嚢腫:日のり子
患者:大原さやか
可仁博士:龍田直樹
医師:遊佐浩二/小野大輔/三戸耕三