◆ことばの話・番外編2005年年末編

今年も残すところ、ほんとにあとわずか。
書こう書こうと思って、タイトルだけ書き付けて書けなかったネタは来年に持越しです。そんなネタが40くらいあります。ネタが腐るものもあるかも。
その前に。
お伝えしたかったのにヒマがなくてキッチリお伝えできなかったことに、出版関係のご報告があります。
まず、10月25日に岩波書店から発売された、『事典・日本の多言語社会』(真田信治,庄司博史・編)の中に「テレビ放送用語の現在」という論文を3ページほど書きました。けっこういいお値段(3780円)ですが、いっぺん見てやってください。全部で398ページもあります。岩波の紹介文によると、
『近年日本では,外国人住民や観光客の増加によって街角の言語表示や,メディア・情報サービスが大きく様変わりしている.一方,日本固有の言語や方言を見直す動きも強まっている.これら多様な日本語と外国語が織り成す現代日本の社会状況を,151のキーワードを通して浮き彫りにし,豊かな多文化共生社会への道筋を展望する.』
とのことです。
それから11月2日に発売された『現代用語の基礎知識2006』(自由国民社)の中の「日本のことば」という大それたタイトルのコーナーで、いつの間にか使うようになった言葉に関して5ページ執筆しました。
この『現代用語の基礎知識』は、去年の2005年版から、サイズが小さくコンパクトになっています。『知恵蔵』『imidas』は大きいサイズのままですので、区別はつきやすいです。これも本屋さんで見本をパラパラ見ていただければうれしいです。買ってくれれば、なおうれしい。こちらは2400円。お買い得。
写真も載せようと思ったのですが、なんだかバタバタして載せられませんでした。本屋さんで見てくださいね。
それでは、よいお年を!!

2005/12/29

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