◆ことばの話3030「110番、こしま」

10月のはじめ、報道のAキャスターが、
「道浦さん、昨日の、聞きましたか?」
「何が?」
「お昼のニュースで若い男性アナウンサーが、『110番通報』を、
ひゃくじゅうばん通報
って読んでましたよ。」
「アチャア・・・」
さいわい?うちのアナウンス部の若手アナウンサーではありませんでしたが、「他山の石」にしないと、うちも、やりかねません。正しくはもちろん、
ひゃくとうばん
ですよね。常識だと思うんだけど・・・常識が変わってきてるのかなあ・・・。
そして今日、Bアナウンサーが、
「あ、そうだ、道浦さん。こないだ『ニュースゼロ』のKさんがね、中越地震があった山古志村に取材に行ってたんですけど、彼女『陸の孤島』を、
『りくのコシマ』
って言ってたんですよ・・・・。Drコトー』とかの意味もわかってないんじゃないですかねえ・・・・。」
誰か注意してやれよ。家電店じゃないんだから。あれは「コジマ」か。
それより何より、言葉を知らないというのは本を読んでないから、というのもあると思うのですがねえ・・・本読んでても、読み方もわからずに読んでることもあるのか、「孤島」を「コシマ」と読むのは。どうなんでしょうか???
2007/10/26


◆ことばの話3029「絶対領域」

先日、Oアナウンサーが、
「道浦さん、『絶対領域』って言葉知ってますか?」
と尋ねてきました。
「『絶対領域』?いやあ、わからんなあ・・・防空域?とか国防関係の言葉?」
と聞くと、にやっと笑ったOアナウンサー
「女性の、ハイソックスとミニスカートの間の『ふともも』のことを、そう呼ぶそうですよ」
へえー。でもそれって、ちょっと「オタク」ぽい匂いのする言葉ですねえ。例の、
「萌え」
のような感じかなあ。「萌え」よりは理屈っぽい感じがしますが、四字熟語だし。これはGoogle検索したら、妙にたくさん出てきそうな感じがするなあ・・・一応しますが。
「絶対領域」=58万3000件(10月26日しらべ)
ホラ〜、いっぱい出てきたあ。
『ウィキペディア(Wikipedia)』では、
「微妙に覗く素肌に感じられるエロティシズムや『萌え』を表すものとして使用される。
極めて少数ながらミニスカートを着用した女性が、どんなに激しく動いても下着が見えない場合のミニスカート内部空間を、決してたどり着けない理想郷という意味を込めて『絶対領域』と呼ぶ場合もある。絶対領域はマスコミなどでも取り上げられ、様々な定義の絶対領域が生まれた。2005年現在、バンプレストが「絶対領域」を商標登録出願中である(商願2005-073265- 16類及び28類、商願2005-074486 - 9類)。』
と出ていました。
それにしても、なんで君はそんな言葉、知ってるの?O君!
2007/10/26


◆ことばの話3028「アウチ」

会社のコピー機のケーブルに足を取られた、英語に堪能なWアナウンサーが、
「アウチッ!」
と英語で悲鳴を上げました。その声の大きさに驚いたNアナウンス部長が、
「びっくりしたー」
と言うとWアナウンサーは、
「アイム・ソーリー」
と英語で謝りました。それを聞いたNアナウンス部長は、
「おお、英語で謝るんかいな!?」
と驚いていました。私が、
「そもそも『アウチッ』って言うのも英語ですから。英語で悲鳴を上げていたんですよ」
と指摘すると、
「そうか!」
と、また驚かれていました。そのあと私が、
「それにしても、もし『阿内(あうち)』っていう苗字の人がいたら、外国に行った時に、『オー!ユア・ネーム・イズ・アウチ?』っておもしろがられるんじゃないか?」
と言うと、Wアナウンサーがその関連の出来事を思いついたようで、
「韓国語では、『ごめんなさい』のことを『ミヤネー』って言うんですってね。宮根誠司さんがそう言ってましたよ」
というので、
「へえーそうなの!じゃあ、宮根さんと住田さんって人が韓国行って、苗字を紹介する時には、『ミヤネー、スミダ』って言うのかなあ。」
などと言うと、ちょっと、受けました。平和な週末のお昼休みの出来事でした。
2007/10/26



◆ことばの話3027「小沢民主」

2007年10月24日の産経新聞朝刊に、
「小沢民主走り出す」
という見出しで、民主党の小沢一郎代表が23日、次期衆議院選挙を見据えて、地方行脚に乗り出したというニュースをつたえていました。
この見出しをぱっと見たときに、私は、こう読んでしまいました。
「小沢民(しょうたくみん)主席」
昨日おとといあたり、中国の全人代の記事を見ていたものですから、ついつい中国の話題かと思って・・・「席」なんてどこにも書かれていないにも関わらず、です。
逆に昔の「江沢民」主席を、
「えざわ・たみ」
と読んでしまったという笑い話もありましたが・・・。目の錯覚は恐ろしいです。ニュースの本番中でなくてよかった。
2007/10/24


◆ことばの話3026「かわいいあの子のあれしたか」

「スイカの名産地」という曲を、2歳8か月の娘がよく歌っていました。まだ舌が回らないので、ちゃんとした歌詞を歌えません。
「かわいいあの子の晴れ姿」
が、どう聞いても、
「かわいいあの子のあれしたか」
と聞こえます・・・。何をしたんだろう、「あれ」って・・・。
また、豆一粒を手に持って、
「どっちだ?」
と言って聞いてきます。あきらかに片方の手にしか持ってないのは、大人の目から見たらバレバレなのですが、その持っているほうの手を指して、
「こっち!」
と答えてやると、
「お!正解!」
と驚いた様子。女優やのう!
また手に豆がくっついてしまった時には、
「お豆、くっついたー」
とは言えずに、何度言っても、
「お豆、つっくいたー」
「音韻転換」しています。かわいいので、直さずにそのままにしています。
2007/10/26