◆ことばの話2925「かよみ」

「『暦(こよみ)』という言葉は、『日読み(かよみ)』が転じた言葉である」
ということを、ある本で読みました。それによると、「日」を「か」と読むのは、「二日(ふつか)」「三日(みっか)」などと同じで、「ひ」の交替形「読み」は「数える」を意味し、「日読み」で「日を追って数える」ことを意味するそうです。
「かよみ」から「こよみ」に転じたのは、「よ」の母音が「か」の母音に影響を与えたことによるとのことで、 720年の『日本書紀』には、朝鮮半島から渡来した暦博士によって暦が初めて作られ、持統四年の勅令で暦法が公式に採用されたと記されているそうです。
ふーん、そんな昔から・・・カレンダーを作るのはかなりの数学的な力や天文学的な力がないとできないそうですね。
ところで、『「数」の日本史』(伊達宗行、日経ビジネス人文庫:2007、6、1)という 今年の4月くらいに購入して読みかけたけど難しいのでそのまま読みさしになっていた本をようやく読み終えました。
それによると、
「単数、複数の話をしよう。日本語にこの差がないのは世界的に有名であり、日本人も皆知っている。しかし、古代日本語には、それがちょっぴりあったのだ、という例を示そう。
それは日の数え方である。古代ではひとひ、ふつか、みっか、・・・と数えた。『ひ』が単数語尾、『か』 が複数語尾である。今日では「いちにち、ふつか、・・・とチャンポンになっている。なお一日をついたちと呼ぶのは、月立ち、つまり月の初めの新月のことで、これは別の話である。いずれにしても例は少ないながら単数、複数は存在した。」
と書かれていました。「か」は複数表現なのか!勉強になりますねえ。
著者の伊達宗之さんはその名前(「伊達むね○○」)で想像がつくように、仙台生まれ。きっと独眼竜のご子孫なのでしょうね。1929年生まれというから、もう80歳に近いお年ですね。大阪大学の名誉教授。専門は物性科学、特に磁性、極低温、強磁場研究では世界的に有名な方のようだ。数学の人じゃないんだ。ふーん。おもしろい本でした。
2007/7/31


◆ことばの話2924「不敗神話

7月10日のスポーツ紙(スポーツ報知)の裏一面に、日米大学野球最終戦で登板し負け投手となってしまったハンカチ王子こと斎藤祐樹投手の記事がデカデカと載っていました。見出しは、
「不敗神話29でストップ」
この「不敗神話」というのは、本当は、
「連勝記録」
のことです。29連勝で「不敗神話」ができるなら、69連勝の双葉山はどうなるのか(ふ、古い!)、大鵬はどうなるのか、千代の富士や貴乃花はどうなるのか?朝青龍はどうなるのか、白鵬はどうなるのか?ということですね・・・なんでお相撲さんばっかりなんやろ?
これは、マスコミがヒーローを作りたがっていること、それを希望する人たちがたくさんいることなどが原因だと思われましたが、もしかしたら「ドッグイヤー」のように、昔よりも「神話」が醸成される期間が短くなっていて、お手軽に「神話」ができているのではないか?「神話の促成栽培」が、現代マスコミにおいて行われているのではないか?という気がいたします。
この「神話」に関しては、東北大学の後藤斉先生の論文が、大変詳しいです。「平成ことば事情309神話"はいつ生まれたか」もお読みください。

2007/7/28


◆ことばの話2923「○っかり○っきり」

なんだか急に、
「うっかり」
のようなパターンのことばを集めてみたくなりました。
「○っかり」
「○」の中に「あ」から「を」まで順番に音を入れていくと、意外と少ないですね。
うっかり、がっかり、きっかり、しっかり、すっかり、ばっかり、ぴっかり、ぷっかり、ぽっかり
の「9つ」ですね。そのうち擬態語・擬音語は、「がっかり、ぴっかり、ぷっかり、ぽっかり」「○」にあたる部分は、全部「濁音」です・・・・それが何か?
ついでに、
「○っきり」
の形のものは、
かっきり、くっきり、ぐっきり、こっきり、すっきり、てっきり、どっきり、はっきり、ひっきり、めっきり
「10」でした。このうち擬態語・擬音語は、「ぐっきり、どっきり」かな。これも「○」部「濁音」ですね・・・それが何か?何か関連があるのだろうか?擬態語・擬声語以外には、濁音は付きにくいということなのかな?
実は以前「平成ことば事情281ぐっすり、どっぷり」で、「○ッ△り」というパターンの言葉(副詞)を取り上げました。そこでは擬音語・擬態語使い方辞典』(創拓社)という辞典に載っている「○っり」という形の副詞62語と、私がそれに付け加えた副詞の計70語、紹介しました。再掲すると、

あっさり・うっかり・うっとり・おっとり・がっかりかっきり・がっくり・

がっしり・かっちり・がっちり・がっぷり・がっぽり・きっかり・ぎっしり・

きっちり・きっぱり・くっきり・ぐっしょり・ぐっすり・ぐったり・げっそり・

こっくり・こっそり・こってり・さっぱり・しっかり・しっくり・じっくり・

しっとり・じっとり・しっぽり(いいなあ)すっかりすっきり・ずっしり・

すっぱり・ずっぽり・そっくり・たっぷり・どっかり・とっくり・どっさり・

とっぷり・のっぺり・はっきり・ばっさり・ばったり・ばっちり・びっしり・

ひっそり・ぴったり・ふっつり・ぽっかり・ぽっくり・ぽっちゃり・ぽっちり・

ぼってり・みっちり・むっくり・むっつり・めっきり・ゆっくり・ゆったり

と私が思いついた「こんなのもあるのでは?」というものは、

ねっとり・ぬっぺり・ぷっつり・ぺったり・
べったり・まったり・むっちり・もっこり

です。また浅野鶴子編・金田一春彦解説『擬音語・擬態語辞典』(角川書店)に載っている擬声語(オノマトペ)は1647語で、そのうち「○っり」型は106語。江戸時代「○っり」型は140種ほどあったそうです(「研究資料日本文法4」鈴木雅子)

時々こんなことも考えてみたいな、ということです。
2007/7/27
(追記)

最近見かけた大阪ガスのコマーシャル女優の水野真紀さんが、ガスのお風呂でシャワーを浴びた後に、ガス火でマグロを炙ったり、万願寺とうがらしを炙って食べ、その後によく冷えたビールを飲んでいました。その時の台詞が、
「あぶり」「がぶり」「ぱくり」「ごくり」「ゆるり」
でした。「擬態語・擬音語でイメージを喚起する」という作戦のコマーシャルですね。
2007/8/30


◆ことばの話2922「宵のうち」

4月末に読売テレビで行われた新聞用語懇談会放送分科会で、フジテレビの阿部委員からこんな議題が提案されました。
「今年3月、気象庁から用語の見直しが発表された。それによると、
『午前3時まで』→『未明』に(0〜3時)、
『朝のうち』→『朝』に(6〜9時)、
『宵のうち』→『夜のはじめ頃』に(18〜21時)というふうに、半年程度の準備期間を置いて改正を行うとなっている。これについてフジテレビ系列では『「宵のうち」を「夜のはじめ頃」とするのではかえって視聴者に不親切ではないか?日本語としてどうか?』等の声がある。各社どう対応されているのか?」
というものでした。これに対して各社の意見を総合すると、
「『宵のうち』という表現自体は、日本語として雰囲気もあるので残したいが、若手アナなどに『宵のうちとは何時頃のことか?』と聞いたら、『深夜12時から午前6時ぐらい』とか『明け方』とか、もうムチャクチャな答えが返ってきた。気象予報(天気予報)では、降水確率などで使っている『午後6時から午後9時まで』のように、時刻を告げた方がわかりやすいのではないか。『夜のはじめ頃』は、言葉としてもあまりなじまないし、わかりやすいようで実はわかりにくい」
と不評の社が多いようでした。(日本テレビは一応、気象庁の発表に従っているということでした)
ただ、各社の報告を聞いて「そうなのか!」と思ったのは、東京のほとんどの局では、天気予報は気象予報士が読むので、アナウンサーが天気予報を読む機会が減っていて、この気象庁の通達もそれほど気にしていない、ということでしたが、わが読売テレビでは、まだアナウンサーが天気予報を読むことも多いので、他局の情報を聞いて、今さらながらビックリしました。

そこで、毎週教えに行っている甲南大学の学生に、
「宵のうちって何時ころだと思うか?」
とアンケートをとってみたところ、51人の学生が回答をくれました。それによると、
「夕方から夜、夕方早く、午後4時から5時」= 4人
「午後5時から」=4人
「午後6時から」=14人
「午後7時から」=4人
「午後8時から」=2人
「午後9時から」=1人
「午後10時から」=5人
「午後11時から」=1人
「午前0時から」=5人
「午前1時から」=0人
「午前2時から」=3人
「午前3時から」=3人
「午前4時から」=1人
「夜明け前」  =3人
「夜中から明け方まで」=1人
でした。
ただ、酔っ払いのおっちゃんが、
「次の店行こうや、まだ『宵の口』やないか』
と言う場合の「宵の口」は、決して「夜のはじめ頃」ではないことが多い、ですね。
2007/7/26
(追記)

気象庁は半年間の移行期間が済んだとして、この10月4日から、
「宵のうち」→「夜のはじめ頃」
という言い方に変更したとのことです。
なお、5月21日の読売新聞の投稿欄「ほがらか天国」「姫路・白鷺」さんという人が「宵のうち」を取り上げていて、
「天気予報の用語から削除だって!」
「これからは飲んべえ専用の言葉になるね」
と載っていました。「飲んべえ」は「宵の口」だと思いますが、まあ、そういうことですね。
2007/10/29


◆ことばの話2921「KY」

今朝(6月25日)の「なるトモ!」で、いまどきの「ギャル語」を紹介していました。その中に、
「KY」
というのがありました。意味は、
「K(空気)がY(読めない)(人)」
とのこと。「KYK」ならトンカツですが。(関西の人しか、わからんかなあ。)
実はこの言葉、最近注目を浴びています。
5月22日の日経新聞夕刊のコラム「にほんごチェック」で、埼玉大学教授の山口仲美さんが、ドラマ『プロポーズ大作戦』(長澤まさみ、山下智久主演)の中のシーンを紹介しています。それは、野球の試合でツーベースヒットなのにホームまで思いっきりダッシュ、でも結果はアウトという場面でのセリフが、
「おまえも少しは空気読めよ!」
というもの。これについて山口さんは、
『「空気読めよ」は、その場の状況を把握しろということ。「空気が読めない」ことは、その頭文字から「KY」とも言う。「あいつ、マジ KYだよ」と言われたら、その場のフンイキのわからない大ばか者ってこと。状況にかかわりなく、思ったことを述べ立てる私など、さしずめ「KY」と言われ嫌われてしまいそうだ。』
と書いています。
また、新語アナリストの亀井 肇さん『月刊言語』の2007年6月号の新語コーナーで、この「KY」を取り上げていました。
急に脚光を浴びてきたように思われるこの「KY」ですが、私がこの言葉を知ったのは、去年の春、ほぼ1年前です。週に1回教えに行っている甲南大学で、「若者ことば」について講義をした際に、学生のみんなが今使っている「若者ことば」についてのリポートを書かせたのですが、その時に数人、 「KY」を挙げて書いてきた人がいたのです。そこで初めて知りました。今年も 、学生が使う若者言葉についてアンケートをとったところ、去年の倍近くの10人ほどの学生が、「KY」を若者言葉として挙げてきました。
それ以降、去年の半ば、やたらと「空気を読む」に関連した新書が目に付きました。たとえば、 『「場の空気」が読める人、読めない人〜「気まずさ解消」のコミュニケーション術』(福田 健、PHP新書:2006、6、30)ですとか、『「関係の空気」「場の空気」』(冷泉彰彦、講談社現代新書:2006、6、20)といった本も、たて続けに出ました。また、少し前の本ですが、『空気の研究』(山本七平、文春文庫:1983、10、25第1刷・2006、5、5第16刷)
もあります。単行本が出たのは1977(昭和52年)ですから、もう30年近く前。その後、文庫化されて16刷と、長い人気を誇っていますね。
簡単に言うと、日本人が「空気」に支配されて動く民族であり、それが太平洋戦争をも引き起こしたのだが、戦後すぐはその反省があっても、結局、今も(戦後30年あまり経っても)「空気」に支配されている。「論理」ではなく「感情」や「人情」に支配されているというようなことが書いてありました。
たしかに最近「空気の読めないやつ」などと若者が言い、ビジネス書でも流行っているようなのですが、それは 実は最近の傾向ではなくて、脈々と受け継がれた日本人的特性なのだなあと感じるとともに、そういったビジネス書が売られるということは、逆に、徐々に「空気」の支配にとらわれない人が増えてきていることの現れではないかとも思います。読書日記にもそう書きましたが、 「空気の読めない人」を排除して、一つの空気しか認めない状態にするのは危ない傾向です。
また、『ウェブ人間論』などの著作でこのところ注目を浴びている梅田望夫氏は、
「『空気を読む』という言葉は、マスコミ業界用語から」
と述べていますが、それはどうなのでしょうね。
先日(2007年7月9日の深夜=7月10日の午前1時30分頃)放送の日本テレビの番組を見ていたら、ゲストの3人組ユニット「ギャルル」の中で、一番「ギャル語」に詳しいという「時東ぁみ」(「あ」は小さい「ぁ」。メガネをかけた子)が「ギャル語」として
「KY」=空気読めない
を挙げていました。
また近刊では、東京都副知事になった作家の猪瀬直樹さんが、東京工業大学で講義した内容をまとめたという『空気と戦争』(文春新書)で、日本人が「空気」に流されやすいことを、自著 『昭和16年夏の敗戦』を分析することによってあきらかにしています。この本は、一気に読みました。皆さん、必読ですよ。
2007/7/22
(追記)
7月31日の日経新聞夕刊のコラム「プロムナード」で、画家の大竹伸朗さんという方が、
「KY?」
というタイトルのコラムを書いてらっしゃいました。唐突に知り合いの四十前の男に、
「今時の女子高生の間で使われている『KY』って何のことだか知ってます?」
と聞かれたのだということです。大竹さんは、わからなかったそうなのですが一応、
「キモイヨーの略!」
と答えたそうですが、「大ハズレ」で、やはりこの「KY」は「『空気読めない』の略」だそうです。ただ、ここに新しい情報が!「空気読める」は、
「KYR」
何だそうです。最後に「R」が付くんですね。なんでか。「る」だからか?
大竹さんは「空気」を読める・読めない、そして「読まない」ことに関して、またこのところ漂っている「自己中」の空気に関して書いてらっしゃいます。最後はこの「KY」は、「今時の略式禅問答なのかもしれない」と締めていらっしゃいますが、それは読みすぎでは・・・。
2007/8/1
(追記2)

8月5日放送の『たかじんのそこまで言って委員会』で、コラムニストの勝谷誠彦さんが、
「一番安倍さんが空気を読めないのは、『約束しました、約束しました』って言うけど・・・」
と言っていました。ここでも「空気を読めない」が出てきました。
総理からして「KY」か・・・。
2007/8/5
(追記3)

8月12日の日本経済新聞朝刊1面のコラム「春秋」で、
「若者の間でKYは『空気が読めない』の略」
という書き出しで「KY」を取り上げています。コラムでは、選挙結果の数字をちゃんと読めない安倍総理、京都議定書の温暖化ガスを減らす排出権取引にひたすら反対する経済団体に対して、
「KYをダブルで進呈したい」
と書いています。それはさておき、冒頭の分につなげて、
「軽いノリの背後に、異端や異質を排除するいじめ感覚も見え隠れする」
としている方が、私は気になります。
2007/8/13
(追記4)

『週刊現代』(2007年9月1日号)でも「KY」が出てきました。見出しは、
「KYな安倍ちゃんのおかげで列島炎上」
とあり、「K」と「Y」の横には「空気が」「読めない」とルビが振ってあります。また、リード部分には、
「若者の間で、周囲の空域が読めないという意味のKYなる言葉が流行しているが、日本最悪のKY男、安倍ちゃんのせいで、真夏の日本列島は、炎上してしまった。そんな中、各界の論客19人が、危機的な日本を救うべく、『日本改造計画』を説いた!」
とありました。
2007/8/17
(追記5)

8月23日の深夜、毎日放送の番組『今夜はえみいーGOで、上沼恵美子さんが、ゲストの女性タレントが口にした「KY」に関して、
「それどういう意味?・・・・格闘技かと思ったわ。あれはK1か。」
と、ボケてらっしゃいました。
2007/8/29
(追記6)

8月28日の読売新聞夕刊の言葉のコラム「ことばのこばこ」で、梅花女子大学の米川明彦教授「KY」を取り上げていました。それによると、 以前にもアルファベットの頭文字を使った遊びの言葉はあったといいます。私も知っているところでは、1996年ごろの女子高生が使っていた、
「MM」(マジ、ムカつく)
「MK5」(マジ切れる5秒前)
のほか、
「YM」(やる気満々)
「FMG」(ファザーのマネーをゲットする)
なんてのもあったそうです。そして戦前も、旧海軍士官の隠語に、
「MMK」(もててもててこまる)
というものがあったことや、1950年代に大学生の間で、
「MMC」(みたくてみたくてしようがない)
というのがあったそうです。
勉強になりました。
2007/8/29
(追記7)

『現代用語の基礎知識』編集部のAさんからメールをいただきました。先日、別の編集部員が仕事先近くの工事現場で「KY」を見かけたとのことです。写真も送ってくださったのですが、その建築現場の横断幕にはデカデカと、
「必ずやろう現地KY!!」
と書かれています。この「KY」はいったい!??現地で必ず、
「空気が読めない行動を取れ!」
というのでしょうか?違うよな、それは。Aさんは、
「空気を読んで安全に」
かなと思ったそうですが、建築関係に詳しい知人にたずねたところ、
「危険(Kiken)予知(Yochi)」
の略であると判明したそうです。『建設工事の安全を願って』(木下賞蔵著、大阪労働基準局安全課監修)によると、
「KYT(危険予知訓練)」
「KYK(危険予知活動)」
というのもあるそうです。「T」は「トレーニング(Training)」の「T」か。「K」は「活動」の「K」かな。「KYT」と言うと、放送業界では、
「鹿児島読売テレビ」
なんだけどな。「KYK」は、やはり関西では「とんカツ」でしょう。なんか今朝(9月5日)のワイドショーで、加藤和彦さんと坂崎幸之助さんが新ユニット「和幸(かずこう)」というのを組んだと報じていて、よく「和幸(わこう)=とんカツ屋さん」と間違われるってネタにしていましたが、それにちょっと似ているな。
厳密にいうと、KYT(危険予知訓練)」は現場でのKYのために準備として事前に行うもので、KYK(危険予知活動)」は、現場でその日の作業開始前に行うものなのだそうです。
「危険予知訓練」「ウィキペディア」 には、「危険予知訓練とは、作業者が事故や災害を未然に防ぐために、作業に潜む危険性を事前に指摘しあう訓練。ミーティングや職場内研修を通じ、危険性の情報を共有することで、事前に予測できる災害の発生を未然に防止させる仕組み。毎日の始業時や動作時に指差喚呼を行い危険性の再確認をし、更に安全性を高める行動も行われている。 だが、訓練内容は危険予知では無く危険予測であり、なぜ危険予知訓練と言うのか疑問である」とあります。
とあります。確かに「予測」を「予知」というのはちょっとヘンな感じですね。おそらく「地震予知」に引きずられているのではないでしょうかね。
Google検索(9月5日)では、
「KY、危険予知」=1万9000件
もありました。「KY」というと朝日新聞を思い出す方もいると思いますが・・・だいぶ記憶の彼方に行ってはいますが、サンゴ礁

2007/9/5
(追記8)

週刊漫画雑誌『ビッグコミック・スピリッツ』2007917日号から新連載の『ももんち』(冬目景)で、主人公のお母さんが、離婚届にハンを押させるために呼んだお父さんが、結局、約束を破ってこなかった時のお母さんのセリフとして、
「これは・・・空気読んで逃げたのかもね・・・」
というのが出てきました。これは「逆KY」、つまり
「空気を読めるやつ」
ということですかね。
2007/9/7