(追記)
またまた川崎市の西尾さんが、「パワーランチ」についていろいろと調べてくださいました。
『フードビジネス実用辞典』(日経レストラン編、日経BP社、2001年)
【パワーランチ】 power lunch(英)
米国で1970年代に使われ始めた言葉で、商談をしながら昼食を食べること。ビジネスランチとも言う。一般に、会社の費用で取引先を接待する。相手の好みに合わせて店を選び、あらかじめ予約しておくことが多い。また、朝食を取りながら商談を進めることをパワーブレックファストと言う。
ふーん、やっぱり「ビジネスランチ」とも言うようですね。アメリカでは「パワーランチ」は1970年代から使われているのか。そのほか、
『プログレッシブ英和中辞典』=power lunch
パワーランチ:有力者同士の昼食会。
『EXCEED 英和辞典』=power lunch (ビジネス界の有力者たちの)昼食会。
『大辞泉』=パワー‐ランチ【power lunch】 有力者たちの昼食会。
『大辞林』=パワー‐ランチ [power lunch] ⇒ ビジネス-ランチ(1)
「パワーランチ」もネットの辞書には載っているのですね!また『大字林』では「パワーランチ」を引くと「ビジネスランチを見よ」になっているので、「ビジネスランチ」についても、調べてくださいましたよ。
『大辞林』『デイリー 新語辞典』=ビジネスランチ [business lunch]
(1)商談や打ち合わせをしながらとる昼食。パワー-ランチ。
(2)ビジネスマン向けの低料金ランチ。
『大辞泉』=ビジネス‐ランチ【business lunch】
1 仕事の打ち合わせのための接待昼食。
→ ビジネスディナー → ワーキングディナー
2 ビジネスマン向けの低料金の昼食。 ◆2は日本語での用法。
ああ、たしかに「2」のような日本語での用法の「ビジネスランチ」は、私もよくお世話になっています。
西尾さんは、
『もともとの意味は「有力者たちの昼食会」ということですが、日本では、単に打ち合わせをしながら昼食を採る「ワーキングランチ」の意味で多く使われているようです。ちなみに私の周辺では「ランチミーティング」と呼んでいます。』
とのことでした。「ワーキングランチ」も耳にしたことはありますが、消化に悪そうです・・・。
Googleでも検索してくださいました(2005/11/27)。全く無関係な内容も含まれているとのことですが。
「パワーランチ」=1万6500件
「ビジネスランチ」=2万5000件
「ワーキングランチ」=586件
「ランチミーティング」=3万3700件
「power lunch」=42万4000件
「buisness lunch」=401件
「working lunch」=40万5000件
「lunch meeting」=43万2000件
これを見ても「ビジネスランチ」は日本で使われる用語のようですね。英語では「power lunch」「working lunch」「lunch meeting」は、ほぼ拮抗していますね。
西尾さんいつも週末に精力的に調べてくださって、本当にありがとうございます!本文よりも追記で載せさせていただく方が長くなることもしばしばで・・・。
でも・・・お仕事やご家庭のほうは、大丈夫ですか?ほどほどでいいですよ、こっちは。どうも気になってしまって・・・。 |