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(追記)
こないだ、東京出張したときに見た、東京の「日本橋(にほんばし)」のローマ字表記は、
「Nihombashi」
と、「ん」は「m」で表記されていました。
ちなみに地下鉄の駅のテープアナウンスは、平板アクセントではなく「中高アクセント」で、
「にほんばし(LHLLL)」
でした。「二本橋」みたいですね。 |
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2006/7/13 |
(追記2)
東京に出張で行った時に見た地下鉄の駅のローマ字表記、「銀座」が、
「GINZA」
で、「新橋」が、
「SHIMBASI」
でした。つまり「ぎんざ」の「ん」=「N」で、「しんばし」の「ん」=「M」だったのです。大阪で言うと「難波(なんば)」「日本橋(にっぽんばし)」の「ん」が「M」ですが、ともに「ば(B)」に続く前の「ん」ですね。「新橋」もこれと同じで「ば(B)」に続く「ん」なので「M」になるのでしょう。 |
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2009/8/13 |
◆ことばの話2294「こっさり」
9月4日、京都市美術館で開かれている「ルーヴル展」を見に行った帰りに、東山三条の交差点の角で見かけたラーメン屋さん、こんな文字が目に入りました。
「こっさりらーめん」
え?「こっさり」?
「こってり」なのか?「あっさり」なのか??この相反する二つの要素を兼ね備えた、奇跡のラーメンなのか???「さっぱり」わかりません。時間がなくてそのお店に入って食べることはできなかったのが残念です。
Goolgle検索(9月11日)では、
「こっさり」=472件
有りました。まだ多いとは言えませんが、数百件ということは、ここのお店だけがやっている表現、というわけでもなさそうです。検索した中には、
『発祥の京都の店の一部では、「あっさり」と「こってり」の中間「こっさり」という中華そばがあるらしい。』
という記述もありました。今度京都に行ったら、ぜひ食べてみますね! |
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2005/9/23 |
(追記)
その後、半年経つのですが、まだ「こっさり」ラーメンを食べるチャンスにはめぐり合っていません。そんな中、『大阪弁「ほんまもん」講座』(札野和男、新潮選書)という本を読んでいたら、「こてこて」という大阪を特徴付ける味の表現が載っていて、そこには、
「『こてこて』というのは『こってり』の程度のきついことだが、実はラーメンの場合、『こってり』の度合いは、大阪よりも京都の方が強い」
と書いてありました。そうなのか、京都のラーメンは「こってり」なのか!そうすると「こっさり」なる表現が出てきた土壌に「こってり」があり、そこに「あっさり」が加わったと考えられますね。
京都は学生さんが多いので、若い学生の食欲に合わせて「こってり」が出てきて、その後ヘルシー志向の女子学生や京都を訪れる女性観光客などの需要に合わせて「あっさり」が登場、さらにその折衷案として「こっさり」が出てきたのかもしれませんね。 |
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2006/3/31 |