『「汚い」日本語講座』
（金田一秀穂、新潮新書：2008、12、20）
秀穂先生が、“養老先生化”したような、意識垂れ流し系の本。
大学のゼミでの話を中心にしているような感じですが、これまでの秀穂先生の本に比べるとおもしろい。でもちょっと話が「下（しも）」中心で。そこがおもしろいと言えばおもしろいのだが、ちょっと「汚い」です。「けがれ」系じゃない「きたない」系の言葉の意識・テツガクの本ですね。
（2009、3、7読了）
Copyright (C) YOMIURI TELECASTING CORPORATION. All rights reserved
