実は、日垣隆はあまり好きではないのだが、本が出るとつい興味を持って買ってしまい読んでしまう。それだけの魅力を備えているのだ。
この本は、ＴＢＳラジオの日垣の番組のダイジェストのようなもので、日垣本人の魅力というより、いろいろなちょっと変わった面白い人たち（その人選が、つまり日垣の好む人ということだが）が、思う存分語っているという感じ。で、おもしろい。『ゾウの時間 ネズミの時間』というベストセラーを書いた本川達夫さんという先生が「ナマコの時間」について話しているのが、一番目からウロコが落ちておもしろかった。
それと「環境問題」に対して反旗を翻している武田武彦さんと池田清彦さん、別の人だったのですね。いままで、二人いるとは思っていたのですが、区別が付かなかったのです。ゴメンナサイ。別の方でした。（当たり前か） |
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