ヘッダー Space『国語審議会〜迷走の60年』(安田敏朗、講談社現代新書:2007、11、20) トップページ
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この1968年生まれの著者の著作は何冊か読んだことがあるが、どれも専門書に属するもので、このように一般的な新書の形で出たのは喜ばしい。
読んで驚いたのは、かなり過激な主張・表現が随所に出てくることだ。「迷走の60年」というクリティカルなサブタイトルだが、私はそう(=迷走の60年)とは思わない。歴史はスパイラル状に位相を高めながら、繰り返すと考えるので、「迷走」ではなく、ある種の必然的な流れにあるのではないか?と感じる。
さきごろの文化審議会の答申で、敬語をこれまでの3分割から5分割にしたのは、菊地敬人氏の考え方に基づくということは、本書を読んで初めて知った。

★★★★

(2008、7、26読了)
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