現在「ミヤネ屋」の木曜日レギュラーパネリストとして出演いただいている、前・宮城県知事・浅野史郎さんの本。３期１２年の知事生活、改革派としての闘いについて、率直に綴られている。プロ野球「楽天」誘致の際の話や、サッカーのベガルタ仙台の話もおもしろかった。
また、後半の宮城県警の報奨費を巡る戦いは、ドキドキして大変おもしろかった。その前の国の補助金の話は、ちょっと難しくて、読んでいて眠くなったが・・・。国の方が一枚上手か？
当然、現在の大阪府・橋下知事と比較して読んでしまった。この間『ミヤネ屋』の取材で浅野さんが橋下知事と対談したときに、橋下知事が、浅野さんのこの著書のタイトルを間違って覚えて言ったのは、ちょっと失礼だよな。