ヘッダー Space『環境問題のウソ』
(池田清彦、
ちくまプリマー新書 :2006、1?)
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2年ほど前に買って「積ン読」になっていたが(この本、なぜか奥付がない!!)、12月8日に環境問題でアルピニストの野口健さんと対談をしたので意識が高まり(実は10年以上前はもっと環境意識が高かったが、だんだん低くなってきていた・・・)読んでみた。なかなかこれがおもしろい!赤ペン右手に読んだのだが、どのページも真っ赤になってしまった!
「地球温暖化のウソ」は、最近チラッと感じていたが、これを読むとさらにそういう気分にさせられる。温暖化で水没するといわれている国(島)「ツバル」の海水面は、ここ25年の変化はゼロとも書いてあったが本当なのか?またダイオキシンの毒性に関しても目からウロコでした。どんなに毒性が高いものでも、ごく微量なら問題ない、という。たしかに「毒」も量によっては「薬」になることもあるもんな。外来種問題も、そんなに考えたことはなかったが、「遺伝子汚染というナチズム」には大きく共感を覚えた。外来種問題も、「長いタイムスケールで見れば、外来の生物が侵入するのはむしろ常態であって、固有生物相を死守しようというのはコトバの真の意味でのアナクロニズムである。ある地域の生物相を現時点で固定しようとするのは不可能な妄想である」
と書かれていて共感。言葉の問題、外来語の問題も同じかなと思った。


★★★★

(2007、12、22読了)

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